タダにはタダの訳がある~そんなことより大将!ただならぬ関係ってどういうことですか!?~

5月某日 お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。そうです私です。どこの馬の骨とも知らないポンコツ労働者です。最近仕事のモチベーションについて聞かれて何もないと答えただけで、近いうちにやめるかもしれないとは言い出せないポンコツ労働者です。やめるとは言ってないです。でもそのうち辞めます。多分。
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そんなことより、梅雨入り待ったなしの貴重な晴れ間と思いきやひたすらに曇り。雨が降らないだけましと思うべきでしょうか?でもこんなにどんよりとしていたら雨降っているのと同じです。うどんよりそばが食べたいです!というわけで、まともな思考回路ではない昨今の私の脳みそがたたき出した、今回の旅ですが。
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ドライブ&景色メインな感じで計画していました。そう!どちらも晴れ間が必須なんです。晴れた日のドライブは気持ちがいい。さらに行く先々で見る景色がそこに花を添えてなお華やぐ。そんな休日を想定しておりました。ただ残念なことに、そろそろ落ち着いてるべき仕事が一向に落ち着かない。ひっくり返っている蝉が突然鳴きだしてそのまま飛び立ってしまうほどに落ち着きがありません。本当にどうなっているんですかね。
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とまぁ愚痴っていてもしょうがないのでそろそろ本題に入っていきましょう。今回はどこに行ったのかというと、奥琵琶から敦賀方面へと抜けるドライブコースです。そしてもれなく無料の絶景スポットに行ってきました。無料って素晴らしい?私はね今回の旅で実感しました。タダほど安いものはない。そうタダなんだから。(´゚д゚`)
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タダで入れることで有名な奥琵琶パークウェイ。その山頂にあるつづら尾崎展望台です。
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いつのころからか曲がりくねった山道が好きになってしまったようです。定期的に峠を攻めに行きたくなるんです。嘘です。そこまでではありません。普通に山道を走りたいんです。青々とした木々に囲まれて、木漏れ日の中を右に左にハンドルを切りながら、時にセカンドギアに切り替え、アクセルとブレーキをせわしなく踏みかえる。一般道では味わえないそんな興奮がそこにはあるんです。
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運転って単調だしつまらない。って思っている貴方!だまされたと思って一度山、登ってみませんか?車で。きっとすがすがしい気持ちになって、このままガードレールさえもぶっちぎって空へFly awayしたくなることでしょう。
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ホントにしちゃ駄目ですよ。するなら夢の中にしておいてください。見込みのある人はきっと空を飛べます。でも私みたいにその辺疎い人は、真っ逆さまに落ちてデザイアです。まぁ私の場合、そんな夢を見る前に金縛りにあってゆっくり寝れないんですけどね。(*´ω`*)
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今回はそういうスポットに入っていないのできっと大丈夫だと思いますが、それは神のみぞ知ること。話がガードレースぶち破っているので戻します。展望台について最初に思ったのが、人がいない。売店とかがあると聞いていたのに、全部シャッターが閉まっています。
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そしてなかなか広い駐車場には一台の車と数台のバイク。まぁ朝一だし!琵琶一と同じでそのうち駐車場もいっぱいに・・・ならなかったです。というか、結論から申しましょう。確かに天気も悪かった。ただ、それにしても何もなさすぎる。もうこれ走り屋たちが暇つぶしか肩慣らしに寄っていくようなところだったんじゃないかって思うくらい何もない。
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景色も晴れていればもう少し見ごたえがあったことでしょう。ただ、こちら絶景スポットとの看板を見つけて、何やら古墳の上に登れる場所があったので行ってみると、あら不思議。どこが絶景スポットなのかわからないうえにあっという間に一周して、ただクモ巣にまみれに行っただけ。
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というか、遊歩道にするくらいならもう少し整備してくれ。と思いましたが、そうです。ここのパークウェイ。入場料無料なんです。あぁ納得。そうです、タダなんです。怖いですね、恐ろしいですね。タダなんです。
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ただただ時間が流れるが速く感じるわけもなく、ただただ訳も分からず動物の森だぁ!!と無駄にテンションをあげてみたり。こんなところに北アメリカに生息していたと言われる恐竜が!!
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すげぇぜ!俺はいったいいつからアメリカに来ていたんだ!!いっけね!いつの間にかガードレールの隙間から次元のはざまに迷い込んでいたみたいだ!!みたいな妄想で何とか気を紛らわしても30分が限界でした。
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もうこれ以上は脳髄が焼き切れてしまうと耳元で声が聞こえた気がしたので、急遽麓にある道の駅でお茶を濁して奥琵琶を後にしました。今話題のリンクとハートの器らしきものがあるので行ってみてもいいかもね。
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壮絶な妄想劇を繰り広げたので、疲労困憊になりながら、辛くも逃げ伸びた大将。お腹の虫がぎゅるりとなったので日本海のお魚を求めて一路北へ。そんな一行の前に姿を見せてのは、日本海さかな街
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言わずと知れた魚市です。日本海の魚うまい。それ日本の常識。というくらいお魚がおいしいです。ホント??まずは腹ごしらえです。お腹が空いているとはいえなんだか気分が乗らなかったため、スタンダードに刺身定食。
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プラスでホタテのバター焼きを注文。
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入る前は、海鮮石焼丼だと!?これにしよう!!と息巻いていたのですが、どういうことでしょうね。気付いたらランチメニューの刺身定食を頼んでいました。ホタテのバター焼きを頼むし、新鮮な生の海鮮も楽しみたいという気持ちが、揺るんだ脳髄から漏れ出したのでしょうね。それか、食事前に中の店をぐるっと一回り、下見をしたときに、干物ばかりだったから刺身に気が向いたのでしょうね。
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そして安定のおいしさ。物によっては切れ端みたいのとか、脂身~みたいなのが混じっていてちょっと残念でしたが、ブリとホタテがおいしかったのでよしとしましょう。
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バター焼きも肉厚のホタテでしっかりとした歯ごたえとうまみがあり美味でした。お腹も満たされたのでここからが勝負です。空腹では買いすぎてしまうため、あえて食後にしました。あとは、どれだけすぐに買うと言わずに相手におまけをつけさせるか。いざ!!一軒目で呼び止められてしまいました!!
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わー!!もう一回一周してから作戦会議の予定が、『あっマグロの中トロだ』「お兄さん!!お兄さん!!!おまけいっぱいつけるから見ていってよ!!」『もう、しょうがないなぁ』「(かもつかまえた)」と思われたことでしょう。でも、やっぱりお客さんが少ないんでしょうね。向こうも少しでも売ろうと必死なのでしょう。こちらが何もしなくてもおまけがつくことつくこと。それがホントにお得なのかはこちらにはわかりません。帰って食べてやっとわかることなんです。買っている当初は、表示価格とおまけの量で判断するしかありません。
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そういう点で今回は、よいものが買えたのではないでしょうか。マグロといくらの値段で干物5枚がおまけで付いてきました。しかも高級魚ばかり。もうこれで満足です。少し前の私なら調子に乗ってかにも、珍味もと買いあさっていたことでしょう。甘い。甘すぎです。
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私はもうそんなに子供じゃありません。冷凍焼けしたエビを安いよという言葉に惑わされて買うような、そんなおこちゃまじゃありません。1個で1080円、2個で2000円は喜んで買いますけどね。とまぁいい買い物ができました。魚市の皆さん、大変でしょうがこれからもがんばってください。美味しいお魚をたべれることにホントに感謝しています。この頭の悪いブログに広がるグランドキャニオン並みの落差にみんな耳がキーンとなったことでしょう。このネタが通じる人はこの世界にあと何人残っているのだろうか。
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日本海のお魚を堪能した後は、日本海を堪能しに行きます。今回の旅の終着点、気比の松原です。
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もちろんここもタダです。タダゆえのクオリティーの権化でした。こんな静かな日本海あるんだって思うほどに波が穏やかでした。
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水も澄んでいてどこが境目かわからないくらいの透明度。心が洗われていくかのような静かな時が流れて、刹那!!いや、もう何もないやん!!松原はある!海岸はある!!波音ある!!風が陸から吹いている!!それ以上でもそれ以下でもない。これ以上何もないやん!
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いやまぁなんとなく予想はしていました。波の音を聞いて、風の音を聞いて、松のそよぐ音を聞いて、鳥のさえずりを聞いて。それ以上何を望む。松原にそれ以上を望んではいかん。もっと心を深く沈めるんじゃ。奥の奥の奥の奥に何が見える??何も見えないんじゃが?
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とりあえず松原の歩いてよさそうなところを散策。う~ん?どこを歩いていいのかよくわからん。松もまばらだし、防風林のはずなのに風が永遠に吹き続けている。なんか、前に行った松原と違う!!となり少し早めの帰宅を決意しました。
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それでも十分に楽しむことができました。タダにはタダの良さがある。それがわかってくればこんな旅でも悪くはないと思える上級観光者に君もなれる!!
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あとがきと残業時間は短い方がいい。お後がよろしいようで。

 

ではでは