夏も終わって秋が深まり木々が色付きざわめきだす10月某日、いかがお過ごしでしょうか。
私は今日も今日とて、雨が降ろうと槍が降ろうと、足が折れようとひじが曲がらなかろうと、某クロネコさんよろしくどこでも参ります。Go Toキャンペーンも関係ない。私は私の道を行く。そんなこんなで今回も滞在時間よりも移動時間の長い、日帰りの限界と体力の限界に挑戦。昨今の情勢を考えて、移動時間を長くすることで、滞在時間とリスクを下げる素晴らしい作戦。新しい旅行のスタイル。交通費がかさむ、自爆型ストレス発散マイレージ。ということで、今回は北に向かって山を越えて行ってきました富山!前回、ブログを始める前に一回行ったきりで、ダムしか行けなくて不完全燃焼していたので、日本海沿いを堪能、おいしいぐるぐるグルメ旅です。
水も滴るいい車、朝から雨が降りしきる中、暴走特急各駅停車で向かいます。
新湊です。
今回なんでこんな地名なのかというと、まんべんなくちょっとずつみたいなことになってしまったので、大まかなくくりってことで地名としております。で、最初に立ち寄ったのが、道の駅カモンパーク新湊。
地元の名産を買うなら道の駅が定番。お手軽に買い物ができるからついつい立ち寄ってしまう魅惑の施設。でも、当たり外れはご察しの通り。今回は、どっちとも言えない、普通な感じでした。でも、お魚がいたので限りなく当たり寄りの普通でしたね。モンハンの黄金魚は実はマツカサウオの事だったりしないですかね。次に行ったのが、新湊きっときと市場です。
新鮮な海産物が買えるとのことで行ってきました。広々とした駐車場、広めの店内、複数ある店舗。まさしく市場って感じでしたが、肝心の新鮮魚介がありません。カニしかありません。おやおや、せっかく海の近くにあるのに、漁港直送ではないのですか?平日はやってないのですか?いじめですか?まぁやってないのなら仕方ないので、冷凍もので勘弁してやりましょう。それから、みなとオアシス海王丸パークに海王丸と新湊大橋を眺めに行きました。
晴れた日には海王丸には帆が張られ、夜は新湊大橋がライトアップされるというどちらも見られないもどかしさ、これだから雨は、荷物は増えるし歩き回るには不便ですよね。
ディティールにこだわりすぎたせいで性能面がおろそかになっているベンチからの写真でお送りしました。これにて新湊周辺編はおしまいです。というと思ったか!今回はグルメ旅だというたろうがバカちんが!というわけでこちら
白エビ
しろえび
しらえび
どっちの呼び方が正しいのかわからなくて注文の時、変な感じになってしまったので誰か正式名称を教えてください。さすがは富山の宝石白エビ、甘いうまい!それだけ聞くともはや甘えびですね。ですが、甘エビなんか比較にならない甘み!あの小さな身からほとばしるうま味!なんなんですか!白エビ!そんな小さな体で!お前!!おいしくなったなぁ( ;∀;)久々に会った甥っ子が一回り大きくなっていた時のようなそんな気持ちになりました。殻も髭もついていましたが、かき揚げも茹でたのもあまり気にならなかったですね。
とはいえ、一番おいしいのはやっぱり刺身ですかね。手間がすごそうですけどね。あんな小さな身を一匹一匹剥くなんて。ありがとうございます。
白エビ三昧でお腹も満たして、曇りかけていた気分も晴ればれ。次は世界の理に干渉するために、特異点αに向かいます。
道の駅雨晴です。
書いて文字通り、祈祷師の呪術により天候を操ったと言われる、いわくつきの悪魔の岩が存在する未開の地。
って売り文句どうでしょうか?なんて冗談はさておき、展望テラスのある道の駅、到着した時には降っていた雨でしたが、到着してテラスに上がる間に見事に雨は上がっていました!まさに雨晴!天気予報では夕方まで雨になっていたはずでしたが、見事に雨は上がりました。太陽は出てきませんでしたが(;^ω^)それでも雨が上がっただけでも御の字です。
感謝の気持ちを伝えるために、踏切を渡ってすぐにある義経岩にお賽銭をしてお参りをしました。海の近くまで下りていけたので当然波打ち際まで。日本海ってこんなに穏やかだっけ?と思うほどに波もなく穏やかでした。雨も降っていたのにきれいで澄んだ水。
岩の下に入れるスペースがあったのでプチ洞窟探検をして次に向かいます。
お次は、ちょっと早いかなって思いながらも一応見てみようってことで紅葉を見にこちらに行きました。
上日寺です。
こちらには、樹齢約1000年のイチョウの木があるとの事で、そんなイチョウの木が黄色く色付いていたらさぞきれいなのでしょうと思っていましたが、駐車場には一台も車はなく、もしかしてと思いましたが、案の定まだまだって感じでしたね。
銀杏の実が大量に落ちていて出直して来いと言っているようでした。というか、一本のイチョウの木からどんだけ実が落ちてるんだよってくらい銀杏が落ちていましたね。それからちょっと奥の方にある観音堂の方まで行きました。
入口にある樹齢1000年のイチョウに比べると迫力に欠けますが、きれいにまっすぐ伸びた幹、まさにイチョウというたたずまいのイチョウの木が2本、こちらもこちらで色付いたらきれいなのでしょうね。見られる日がいつか来るといいな。
観音堂は、もうぼろのぼろ。床が抜けそうで入るのをためらうレベルでした。結んであるおみくじが朽ち果てんばかりになっていました。ちなみにおみくじが20円と書いてありました。安い。
観音堂前の謎の柱の上から生えた枝毛が全てを物語っていました。
そして、今回の旅の折り返し地点。ここで言う折り返しというのは、富山から帰路につく前の最終立ち寄りポイントのことです。半分って意味じゃないです。
ひみ番屋街です。
はい。つまりはお土産です。氷見といえばブリ!ぶりっぶりのぶりを、ぶりぶりっと買い込んで、お土産いっぱい買いこんで幸せいっぱい、幸せのおすそ分けも準備万端。ほっくほくして帰路につく前に、足湯で疲れを流して、近くにあった展望台からの眺めを堪能します。
と、ここにきて太陽が顔をのぞかせたではありませんか!まさか、雨晴のご利益がもう!?やっぱりあの岩には、なにか異質な魔力のようなものが!?あるはずないですよね。運がよかったんですよね。ただ、もうちょっと早く晴れて欲しかったですね。贅沢言ってもあれなんで、とりあえず、帰り道の土砂降りの雨は回避されたので、意気揚々と最後の晩餐に向かいます。
いつぞやにも一度紹介しましたが、おいしい店には何度も行きたくなる。それが人間のサガというもの。というわけでこちら
グリルばくろ殿です。
今回は前回にもまして贅の限りを尽くしてきました。なんたってもう臨時収入があったからね。
贅沢おしゃんてぃーなサラダに一品料理に、お肉料理。サラダはなんと、地元のお野菜を30種類を8種のソースでいただきます。野菜も全部新鮮そのもの。みずみずしくあまい、それでいてパリッとシャキッと、野菜それぞれの味が素晴らしい。ゴーヤだって生で食べれる新鮮さ。
煮込んだネギを飛騨牛で包んで、卵のソースと醤油のソースでいただく、栗を添えたやーつ。
パイ包みのジャガイモベースのスープ
牛タンとスパニッシュオムレツ(*´∀`)ベッドマットのような柔らかさの牛タン。激レアの焼き加減なのに、旨味のすべてをそこにおいてきたと言わんばかりの肉肉しさ。
そして極めつけのステーキ。こちら、あの有名なシャトー・ブリアン伯爵皇女殿下でござる。控えおろう!簡単に噛み切れる柔らかさを持ちながら、あふれ出る肉のうまみ。焼きたてがうまいんじゃない、一度火を通して、余熱で中まで火を通した、食べるときには常温に近いがそれが肉のうまみを閉じ込めるサイコーに美味しい焼き方なんや!とお肉が言っているようです。贅沢な悩みですが、シャトー・ブリアンで胃もたれしました。でも、私、幸せです(*>∀<*)
今回は新人さん?バイト?の子が料理の説明をしてくれたんですけど、緊張でしどろもどろ( ´ー`)まぁでも、料理の説明とか難しいですよね。なにもわからないまま食べるよりも、説明してもらった方がより美味しく感じますね。舌の準備ができるからでしょうか。スパニッシュオムレツ?の説明でど忘れしたのか、『スパニッシュ...スパニッシュ...すだちをお好みで。』と潔く諦めていたので、自分も新人と時とかの報告ではあんな感じだったなぁってほっこりしました。つぎに行く機械があれば、そのときまでいるかわからないけど、つっかえずに説明できるようになってるかな?お店の雰囲気も、料理全てがおしゃれなので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。平日の夜はねらい目ですよ。
ということで、最後の夕食は岐阜県になってしまいましたが、富山の日本海沿い堪能コースということで楽しんできました。お土産を買うのがメインに感じでしたが、こういう楽しみ方もいいんじゃないかって思います。やっぱり現地に行って買ったり食べたりするのが一番おいしいと思います。現場からは以上です。
ではでは