天下布武-自分のものは見えるところに置いておきたい-

9月某日 狙ったかのように休日に攻めてくる台風とにらめっこをすること一週間。恐れをなした台風が上陸することなく立往生をしていることに気が付かないまま一日過ごしていました。
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9月と気温も落ち着いてくるころのはずなのに連日の猛暑と、職場のキンキンに冷えた空気に毎日体調を崩すことを祈っているものの、全くその兆しもなく、たまには体調不良で休みたい、こればっかりは健康すぎる自分の体を疎ましく思うそんな今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
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冒頭にもあるように、台風が来るからもしかしたら行けないかもなんて思いながら、朝起きるとなんか行けそう。でも昼頃からどうせ天気も悪くなるから日程変更はしないとなぁなんて考えていたのに、実際は一日中大きく天気も崩れることなく快適に過ごせましたとさ。めでたしめでたし。 おしまい
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いや、終わりませんよ。今日はですね、メインはランチです。岐阜の代名詞、飛騨牛を喰らいに行きました。

朝から高速道路が渋滞しているとのことから早めに出発。しかし、早く出た分早く到着。渋滞とはいったい?みたいな感じでした。しかし、パーキングの空きがギリギリチョップだったので結果オーライってことで、さらなる開運を求めて時間調整のために周辺に何かあるかを探していると、見つけました、目と鼻の先。金神社です。
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こんな金ピカな鳥居が目の前にあるのに気が付かないなんて、私の目も節穴ですね。
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金神社の名前の通り金運にご利益があるとのこと。お金なんていくらあっても困らないんでね。今度宝くじでも買ってみようかな。ついでに近くにあった重軽石もやりましたが、思った以上に重みを感じたのでこちらの願いは叶いそうにありませんね。
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意識して持ち上げようとすると変に力が入ってしまうんでしょうね。そこから願い事への本気度がうかがえますね。肩に力を抜けってことでしょうかね。

そんなこんなで良き時間になったので、ランチタイムに向かいます。いつもお世話になっています。馬喰一代さんです。
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飛騨牛一頭買いでよいお肉を安く?決して安くはないかも?ランチタイムはリーズナブルなお値段で?でも質のいいお肉なのでお値段相応、いやそれ以上かも。プレミアム炭焼きランチということで、お肉とお野菜、お豆腐という内容的にはシンプルでありながら素材にこだわったとてもおいしいランチです。何度でも食べに行きたいです。
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野菜は地元産の新鮮お野菜。トマトの生臭さのなさでそのお店の良さが決まるというのが私の持論なのですが、ここのトマトは美味です。一切の青臭さがない。新鮮そのもの。生トマトが苦手な私でも普通に食べられるおいしさ。それだけで信用できます。生野菜だけじゃなく焼き用の野菜もおいしいんですよね。
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さらに自家製のお豆腐。しっかり目のお豆腐で味も濃厚。何屋さんですかここは?と思ってしまうくらいなんでもおいしいです。
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そしてメインディッシュのお肉です。牛タン+3種盛にユッケに肉寿司、量だけ見るとこれで3500円は高いんじゃないかと思われる方もいるでしょう。ノンノンですよ。量より質です。ここのお肉は他とは違うんです。肉のうまみもさることながら、肉がふっくらしているというか、ビックリするくらいやわらかいんです。
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脂の多い部位も、赤身の部位も変わらずやわらかい。まるで低反発枕をつついているかのような柔らかさ。一度味わってしまえばもう虜ですよ。通わずにはいられないことでしょう。
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ただ一つ難点、予約しないとなかなか入れないことと、一番奥の席には電波が届かないということ。あんな都会のど真ん中でまさかスマホが使えなくなるとは、スマホなんか見てないで食に集中しろってことですかね。
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お腹も満たされたことで、岐阜といえば某お殿様のお城があるということで、私が心から苦手としているロープウェイに乗って金華山を登っていきます。ロープウェイを下りてまず最初に飛び込んできたのは、リス村でした。
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なるほど、天下を統一するということは民の生活を安定させること。民が飢えに苦しまないようにしなければということで、エサやり体験をすることに。ビニール手袋に片方だけ革手袋をつけて、結構分厚い手袋だけど、リス相手にやりすぎでは?と思っていたのですが、いざ手袋に餌をもらいリスのもとへ行くと、ものすごい勢いで足から登ってきます。
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爪が鋭いとは言っていましたが確かに鋭い。エサは一回分しかもらえないので、すぐにあげないように手を閉じていたのですが、リスたちもお腹が空いていたのか、閉じている指に嚙みついてきました。革手袋でなければ指が飛んでいたことでしょう。すみません言い過ぎました。
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普通にけがする勢いで噛みついてきます。これが調教されたリスなりの歓迎というやつでしょうか。たまらず手を広げると、頭を突っ込んでモグモグとエサを食べ始めました。
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何だこの生き物は!ふわっふわの毛玉が、私の手の上で、ふわぁぁ~~。もうすべてがどうでもよくなる、幸せな時間が訪れました。しかしその時間もつかの間。あっという間になくなるエサ。それでも少しでも食べようとカジカジしてくるリス。両手で私の指をつかんで引き寄せてくるリス。
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もうここの子になってもいいかもと一瞬思ってしまいましたが、さすがに毎日ロープウェイに乗るのは嫌なのでやめておきます。

そして金華山といえば、岐阜城です。
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馬鹿と煙は高いところに登りたがるといいますが、天下を夢見たお殿様も高いところが好きなようで。とは言え、実際天守閣というものは物見やぐらであって、そこに殿はいないというのは周知の事実。
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でも、この土地一体全部わしのものって思いで城下町を見下ろすことは、さぞ気分がよかったのだろうなって思いました。地平線まで見えそうなくらいもっと天気がいい日にまた来たいですね。
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今回はランチメインだったのでこんな感じでした。帰路につく前にお土産と、秋の味覚先取りということで、川上屋の消費期限30分で有名な栗一筋を食べてきました。
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ケーキといえばモンブランな私にとって、これ以上にない贅の極み。毎年進化している栗一筋。販売期間も4か月しかないので、皆さんもご賞味あれ!これを食べなきゃ冬を迎えられないということで、今年の冬を迎え撃つ準備はすでに万端。いつでも寒くなってくれていいんですよ。そんなこと言ったら秋が来ないじゃないですか。まぁ、栗スイーツにも飽きは来ないってね、お後がよろしいようで。
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ではでは