ほとばしる情熱∼飛び散ったなにかを集めてこねたらできました~

7月某日 突然梅雨が明けたかのように夏真っ盛りな今日この頃、春と秋と同じくらい夏もさっさと終わってしまえと思う気持ちをぐっと抑えて、夏もなくなったら中間期って何て呼べばいいんだ?あんまりいい名前が思いつかなかったので、そんな考えは丸めて広げて延ばしてたたんで折り曲げてたたいて切って茹でて食べてしまいまいかがお過ごしでしょう。
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どうですか、いつもの定型文をインサートしてみました。サブリミナルなにがしもビックリな宣伝効果でしょう。これで私のブログの視聴率もうなぎのぼり間違いなし!トレンド入りして子供の日のこいのぼりのように衆目の面前にさらされて、これまでにない辱めを受けるんだ!!いやぁ!いやらしい!そんな目で見てたなんて。
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このブログを見ているあなたの目、まるで散歩だと思ってうっきうきで外出したら実は定期健診で注射を打たれてた時の犬のような目をしていますよ。見たことないからわからんけど。
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でも大丈夫、この記事を最後まで見たころにはきっと神馬と崇められているけど、狭い馬小屋に押し込められて見知らぬ人たちに指をさされカメラを向けられるも、自分は高貴な存在なんだという自己肯定感から、自分が存在する場所こそが聖域誰にも私の聖域を犯すことはできまい。
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それゆえ、我が前に群れを成すこの下等生物ども、私のいる小屋に指一本振れることすらできぬではないか、この愚民どもが!!という目をしていることでしょう。ホントにそんな目をしていたらすぐに眼科に行ってください。きっと重症です。
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そんなくだらない話は置いといて、

今日はどこに行ったの?

今日はね、中山道夏の陣、諏訪湖まで軍を進めてきたよ。

まさに夏の行軍だねジェシー!それで、君の軍勢はいかほどなんだい?

聞いて驚け。私の軍は優に千を超えるのだ!!

おいおいジェシー。まさかそんな中隊レベルの軍勢でこの僕の精鋭たちを止めようというのかい?

あら、じゃああなたの軍勢はいかほどなのかしらジェイク?

僕の軍勢かい?言っただろ?精鋭だって。5人。そう、僕の軍隊は5人さ!

ねぇ待って。今なんて言ったのジェイク?私の聞き間違いかしら?

いやジェニファー。聞き間違いじゃないさ。それともあまりに衝撃的過ぎて、君の耳が聞くことを拒んでいるのかい?

いいえジャック。あまりにちんけでうさん臭くてそれでいて繊細なにおいがするから。ごめんなさい。私はあなたを誤解していたわ。

わかればいいんだジェシカ。わかっていると思うが、この戦い僕の負けだ。

あら、いいのジョン?そんなに簡単に負けを認めて。

いいんだ。そうすれば君は僕の前に現れてくれるんだろう。

ええそうね。あなたが負けを認めてみじめに地面に這いつくばる姿と悔しさにゆがんだ顔を一番近くで見てあげるわ。

それは楽しみだ。じゃあ僕はこの指輪を用意して、君の顔が喜びであふれるのを一番近くで見ることにしよう。

えぇ!?ジョナサン!!

エス・フォーリンラブ

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訳が分からないと思うが、俺にも何が起きたのかわからなかった。今起きたことをそのまま言葉にすると、外国人カップルに乗っ取られた?のか。この俺が。

というわけでこちら、馬籠宿です。
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おいおいどうした?目を丸くして?まだ何も始まっていないじゃないか。そうだぜ。俺たちの戦いはこれから始まるんだぜ相棒!!こんなに誰もいない馬籠宿なんて誰が予想できたでしょう。
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昨今の観光事情を考えれば、何処に行っても溢れんばかりの観光客がつきもの。ろくに名所なんて見れなくて悔しい思いをするのが必須だと。そう思っていた時期が私にもありました。まぁでも今ならわかります。
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この馬籠宿、いわばFF13なんです。シナリオが一本道なんです。ここだけのために来る人なんていないんでしょうね。以前訪れた時にはいっぱいいたんですけどね。今回は、山歩き外国人が結構いましたね。朝早くからご苦労様です。どこまで歩いていくんですかね?自分も一ヶ月くらい時間があればそういうことしてみたいものですね。
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ってことで、きれいな水が流れる音はきれいなもので、清流ここに極まれり。この流水音を聞いて生まれてきた赤ちゃんはきっと素直で凛々しく立派に育つことでしょう。というか、外国人の皆さん、露出度高すぎません?日本の山をなめていますね?もしも蚊が外国人の血を吸って、ぷーんっじゃなくてPOOMて音出して飛んでたら嫌ですよ。
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って言ってるそばから現実で蚊に襲われたんですけど。これが言霊ってやつか。外国かぶれのモスキートが何やら怪しい怪文書を世に放とうとしている何かを感じ取って襲ってきたのか!?くそっこのままじゃちゃんと紹介できないまま終わってしまう。このままでは・・・
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坂道を上った先に待っていたのは、見てください!この岐阜の山々を!燦燦と降り注ぐ日光に、青々と照り返す木々。まるで地球全体が胎動しているよう。この素晴らしい景色を、我々は後の世に残していかなければならないのです。
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自然を愛し、命を慈しみ、清流は大地を潤し、木々を育み、生き物を豊かにする。我々人類は、いつも自然とともに歩み、成長してきたのです。そのことを忘れてはいけません。さぁ、あなたも、こ・母な・・・に感・し、我・・・の・者・な・・・す。

 

はうわ!!こ、ここはいったい??あぁ、気付いたら次の目的地妻籠宿に来ていました。
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いったいこれはどういうことでしょう。ですが、心配ご無用。今回の妻籠宿は一味も二味も違います。その理由を今!まさに今!!お伝えしたいと思います。行きます!
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みたいとおもっていた~!!こいいわ~!!

こうじちゅうだった~!!こいいわへのみち~!!

しゃりょうつうこうどめって~!!かいてあったのに~!!

ひとっこひとり~!!とおれないっ!!
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じきはずれだった~!!ぎんもくせい~!!

いがいとおおきくて、びっくりしましたっ!!

みんかのにわに~!!ぎんもくせい~!!

ちかくでみていいのか、ふあんになりましたっ!!

それでもやっぱり~!!ぎんもくせい~!!

花びらの~♪ように散り行くな~かで~♪夢みたいに~・・・
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かえるとちゅうでみかけた~!!かんざん・・・へんないし~!!

ふしぎなものに~!!きょうみしんしんっ!!

おおきなじしんで~!!でてきた~!!

うめられてたけど~!!でてきた~!!

もういっかいうめたけど~!!でてきた~!!

つちのなかから~!!でてきた~!!

不思議だね~!不思議だったよ~!ということでありがとうございました~!!
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ここから、木曽川沿いの中山道を長野の諏訪湖目指してひた走ります。っとその前に、妻籠宿からほど近くになにやら貴重なものがあるとのことで、とある公園に立ち寄りました。それがこちら、天白公園です。
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白い天ぷらで有名ですね。木曽の清流のように流れるように嘘をつきましたすみません。ここに一体何があるのって?知らないとは言わせないよ。あの有名な桃介さんをね!桃介さんはすごいんだぞ。なんたってあの人は、西洋の知識を豊富に取り揃えているんだ。
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それが証拠に、桃介さんが作ったこの桃介橋、19世紀のアメリカを思わせるたたずまいなんだ。それだけじゃない!桃介さんはすごいんだ。何がすごいかは、君自身で考えるんだ!そんなの僕から言うことじゃない!!桃介橋を真ん中まで行ったらなんと階段が現れました。
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まるでRPGで外から見えているけど実際そこにあるはずの通路がなくて、壁沿いを調べながら歩いていると隠し通路があって、やっぱり外につながる道があったんだって嬉しくなると同時に伝説級の装備品が手に入るんじゃないかって期待するもなんだかんだ最後まで使わないエ〇ク〇ー的なアイテムだったみたいな感じ。
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実際下に降りてはみたものの、巨大な岩に阻まれて川の流れの近くまではいけませんでした。物語の後半で手に入るキーアイテムが足りなった時のような歯がゆさです。でも、流れの近くまで行って河童の川流れになるのはごめんなので今日のところはこれで勘弁してやることにします。
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桃介さん、揺れない立派な吊り橋をありがとう。全国の吊り橋に教えてやってください。決して揺れない、強い心をもてと。大地のようにどっしりと、微動だにしない屈強な精神をもてと。期待しています。
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寄り道も済んだことなので、山々の間を縫っていよいよ中山道を進んでいきます。高速道路では味わえない気持ちよさがありますよね。景観が変わるから楽しいです。木曽川を右に左に、線路を右に左に、今回は一回も電車を見ることができませんでした。まるで、レベリングしに来たのにMP切れになるまで結局一度もは〇れ〇〇ルに遭遇できなかったような気分です。
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MP切れになったので、道の駅に立ち寄りつつ、昼食を食べに向かいます。信州、長野といえばやっぱりこちら、お蕎麦ですね。
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しかも川魚&山菜の天ぷら付き。贅沢ですね。自然の恵みをいただきます。うむ、やはりそばはおいしいですね。水が違うからですかね。そばの風味がしながらもコシのある麺。ん?コシ?そばにコシとな??確かにざるそばだが、コシとな?美味しいからいいか!!山菜も独特な風味と苦みがあり、そばにあう。
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蒲公英なんて初めて食べました。そしてメインディッシュの岩魚の天ぷらです。こんな肉厚の川魚を食べるのは初めてです。身がふわっふわでホロホロと崩れて川魚特有の香りがふわっと溶けていく。うまい!!とにかくうまいです。釣った魚はその場で食べられる釣り堀が人気になるわけです。川魚のおいしさを初めて知ることができました。
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ただ一つ残念だったのが、岩魚の刺身が食べられると書いてあったので楽しみにしていたのですが、夏はやっていないとのこと。少し考えればわかることかもしれませんが、やっぱり川魚って生食はあまりよろしくない、夏ならなおさらってね。また涼しくなってきたら行って食べてみたいですね。
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腹ごしらえも済んだので、中山道もラストスパートです。どこまで中山道だったのわからないけど、たどり着きました、諏訪大社春宮・秋宮です。
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場所は違うけど、近いのでまとめちゃいます。あと、そのほかの理由もありますが、そこは察してください。ここまで本当にご苦労様です。こちらの二か所、諏訪大社の下宮ともいわれ、上宮の諏訪大社本宮と対を成す神社です。詳しくは自分で調べてください!
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その上宮には以前行ったことがあるので、今回はコチラにお邪魔したというわけなのですが、下宮ということだけあって、あっ!!また、さっき取り逃がした蚊が襲ってきました!!今度こそっ!!あっ!!お前、そっちは、伏せろっ!!!扇風機の羽根から嫌な音がしました。今まさに私死闘を繰り広げいた彼は私の膝の上でピクリとも動かなくなってしまいました。身体が残っていてよかった。せめて最後は私の手で、今度はもっとまともな生き物に生まれ変わるんだぞ。
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下宮とは言いつつも、道の突き当りを占領している当たり一等地じゃないですか。鳥居から道がまっすぐ伸びているなんて、そんなの反則だぁ!いつも通り旅の無事を祈願して最後の目的地へ向かいます。

最後は、諏訪湖のほとりに位置するコチラ、諏訪湖間欠泉センターです。
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5年前にも一度訪れたことがあるので、割愛します。何を隠そう、間欠泉さん、今元気がないみたいなんです。一年ほど前から噴出が小さくなってしまったとのこと、以前行った時もポンプで噴出させていたみたいなのですが今はそれもやっていないみたい。
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これも観光客が減ったせい?私のやる気スイッチの火付け役になったといっても過言ではない、あのほとばしる情熱をもう一度見たい!!だから、もう一度自噴するんだ諏訪湖の間欠泉!!お前の頑張りが、諏訪湖観光協会を救うんだ!がんばれ!!
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ひとしきり応援した後は足湯に浸かってここまでの疲れを洗い流します。ちょっぴり熱めのお湯に、足先を赤くしながら帰路につきます。
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いかがだったでしょうか。ほとばしったのはいったい何だったのか、答えは見つかりましたか?沖縄で星の砂を集めていた方がよほど有意義だと思うので、今すぐ航空券のチケットをポチッてください。できれば私のブログのいいねもポチッてくれると嬉しいです。そんなボタンあったっけ?

 

おまけ

馬籠宿の展望台にある石碑。やたら達筆で文字崩し過ぎているやつ。
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やっぱり『ヲる村』に見えるよね?

日陰にいるのにそう見えない猫。
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一体何を見ているのか?その先に行けば何かあるのかにゃ??怖いから行かないけどにゃ
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ではでは