鳥のさえずり~B級グルメで気分もさわふわ?~

6月某日、晴れと雨の間には無限の可能性と無数の隔たりが存在する。いわゆる、天体制相対理論の最終定理にまつわる期待率の収束による世界構築についての考察のごとく、誰の記憶にも存在しない鳥頭のようですね。そんな定理なんて存在しないので、きっちり時間通りに来る電車に感謝しつつ、梅雨前の貴重な晴れ間を利用して今日も元気にレッツ!日帰りドライブ٩( ''ω'' )وに行ってきました。
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夏といえば?そうメロンですね。それ以外ありえませんよね。ということで今回は、メロンといえばクラウンメロンな、静岡は袋井に行ってきました。と、堂々といっておいて恐縮なんですが、実は袋井だけじゃないんです。その前後も含めて行ってきました。

ということで、まず訪れたのはコチラ!!
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掛川花鳥園!花鳥風月~(*´ω`*)花と鳥の花園。食虫植物と触れ合える日本最大級の( ^ω^)・・・鳥たちと触れ合える。まるで自分が檻の中にいるかのように、鳥たちと触れ合うことができます。足元に鳥がいる。頭の上に鳥がいる。そんなことがあっていいんでしょうか?いいんです!
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それが花鳥園!掛川花鳥園なんです。入口から最初にお出迎えしてくれるのは、フクロウ、ミミズクの方々。基本夜行性のため、皆さんおとなしく、寝ている子もちらほら、ほらちら、ちらちら、ほらほら、猛禽類ってかっこいいイメージがあるんですが、昼間のフクロウたちはみんなまるっとしていて可愛いですね。見ているだけで癒されますね。
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さらに畳みかけるように登場するのは・・・と、おっとっと。こちらの花鳥園。実は2度目のご紹介になります。このままでは前回と同じような内容をつらつらと連ねるだけどかぶりつまらなマックス時短きぼんぬ砲発射10秒前からの即発射警報が発令されてしまうので、この辺にしておきます。
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今回はしっかり鳥たちとたわむれてきました。トキたちを翻弄し、インコを飼い慣らし、ハシビロコウを引き連れて、ヘビクイワシにけつを蹴られて馬車馬のように働かされてきました。
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後半は捏造された記憶のようです。削除しますか。はい。

今回訪れたのはコチラ!!
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掛川花鳥園です!!花鳥風月~!!

はっ!!私は、いったい何を???鳥たちとたくさん触れ合いたい方は、朝一で行くことをお勧めします。平日であればそんなに混雑もなく、じっくりしっぽり楽しむことができると思います。さらに、ペンギンのエサやり体験やバードショー、猛禽類の手乗り体験をすることもできます。
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ぜひっ!!今までになくしっかりと紹介していますが、案件とかではないです。

キング・オブ・マスク~飛ぶ鳥を落とす勢いで~ - 一畳間から始める はまち旅

こちらで紹介しているので今回のと合わせてお楽しみください。前回も書きましたが、半端な覚悟では死ぬことになります。
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気をしっかり持って、自我を保ってください。指なんて簡単に持っていかれるんですから。猛禽類の手にかかればね。

それからそれから、給仕係をしていたらお腹が空いてきたので、自分たちのご飯を求めて移動です。掛川といったら、いいえ、静岡と言ったらさわやかのハンバーグですよね。
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もうその引力には逆らえない。もう多くは語りません。牛100%ハンバーグ業界では断トツの上位。まごうことなき王者の品格。これがファミレスでいいのかってレベルのおいしさ。流行にあやかって多くのハンバーグ専門店ができてきたことでしょう。私も何店舗かお邪魔させていただきましたが、さわやかのハンバーグみたいにリピートしたくはならないんですよね。美味しいんですけど、さわやかのインパクトが強すぎて薄れてしまうんですよね。また行きます。

お腹も満たされたので、お次は腹ごなしに歩きに行きます。
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法多山尊永寺です。ほったさんです。ものすごくきれいに舗装された参道に、数々の寺巡りをしてきた私もビックリです。こんなにきれいに舗装されているなんて、ほとんどのやつらは私の足へのダメージを、いかにいろんな方向から蓄積するべく工夫と思考を凝らした拷問参道。
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いかに鍛錬を積んだ私をしても、足をつることは必至。そんな奴らを相手にしてきたもんだから、ここの参道は天使も天使。こんなん3往復したって汗の一つもかかんわ!勝ったな!がはは。と思いきや、目の前に立ちふさがる階段。おっと。
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こいつ本気を出してきたな。さすがに試練の一つも与えないで終わる神社じゃないんじゃ。しかし、数々の酷神社を耐えてきた私にとって、この程度朝飯前。一息に上り詰めてやりました。そこに現れた本堂。
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おや、お美しいことで、建築関係トントントンな友人の解説もあり、普段の倍くらい楽しめたんじゃないでしょうか。夏の風物詩である風鈴とてるてるぼーずと傘。
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神社でてるてるぼーずっていいのか?と勝手に心配になっていましたが考えすぎですよね。そんなよこしまなこと考える人いませんよね。たてじまなこと考える人はいるかもしれませんが。でも、神社で現代アートってなんだか??って感じじゃないですか?
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でも大量の風鈴に囲まれることなんて、普段の生活ではできない体験ですし、こんな数の風鈴を自宅で鳴らそうもんなら近所迷惑はなはだしいですからね。田舎の山奥だからできること、だから神社ってことですかね。そう考えるといいことなのかも?そこは企業努力ということにして存分に楽しませてもらうとしましょう。
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アジサイがきれいだったので、もうすべてを許します。

そしてもう一つ、ここを訪れたのには理由があります。それはこちら、新進気鋭のB級グルメ。すべてを包み隠すふわふわ。能ある鷹は爪を隠すもの。美味なるふわふわは出汁を隠すもの。静岡は袋井が隠し刀。たまごふわふわがいざ尋常に出陣です。
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たまごふわふわって名前から、スフレ系の食べ物だと思っていました。飲み物よりはご飯ものと一緒に食べることをお勧めされたので、うん?となりましたが、半信半疑で単品注文。そしたら見事にたまごスープ。ただしたまごはふわふわで。麺類を入れてもおいしくいただけるほど濃厚さっぱりな出汁のスープを覆い隠すふわふわの卵。たまごってかき混ぜてもこんなふわふわの泡になるんですか?メレンゲのイメージが強すぎてこうはならないと思っていました。いったいどうやっているんでうかね。
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そしてその泡が高温のスープに触れて固まってふわふわの2層構造が誕生するってことなんですかね。余りの熱さに日焼けだけでなく口の中まで焼けてしまいました。めちゃくちゃ熱いので皆さん食べる際は十分にお気を付けください。ついでにこちらのお店は、平日限定でたまごふわふわを提供しているみたいので注意してください。

ハンバーグの脂でぎらついた胃をたまごふわふわで洗い流し、胃も食道もきれいにしたところでお次に向かいます。
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浜松城です。城に向かう前に、城主への手土産としてクラウンメロンを仕入れました。もうこれも毎年恒例となってきたのでさらっと流していきましょう。たまごふわふわの流し性能が高すぎてもう流しそうめん通り過ぎて直角ウォータースライダーやん!はい、流しておきますか?( ^^) _U~~
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お城といえば天守閣、天守閣といえば領地を見下ろす城主が自分の権力を実感する魑魅魍魎のそれですよね。高いところから見下ろすのも大事?だけど、民に目線を合わせてあげることも大事だと思います。再現天守閣のため本来の大きさの2/3のサイズらしいです。模型かな?
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2/3スケール浜松城建設。毎週届くパーツをくみ上げてあなたの敷地内に浜松城を建築しよう!初回のパーツは石垣1。最新号付録のパーツは石垣322です。一生かかってもがれきの山しかできない気がする。浜松城の周辺は公園になっていて散策することができます。都会の中に突然現れる森。もう見慣れましたね。さらに日本庭園まであるとのことでさっそく見に行くことに。
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日本庭園か?滝があるから、こういう日本庭園もあるのか?という感じでした。いつの日かきっとあの池からギャラドスが生まれることを期待しています。コイが滝登りしたら進化するみたいな設定なかったでしたっけ?

城主にメロンの一番甘い部分(種の周り)を奉納して、若干の怒りを買いつつ帰路につきます。最後にここまで来たら食べなきゃいかん物があるんです。ということで元祖浜松餃子のあのお店に行きました。
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ここのことも何度か紹介していると思うので割愛させてもらいますが、やっぱり中身がさっぱりしていて、脂っこいのに脂っぽくならない、餡と皮の絶妙なバランスから成り立っているのでしょう。15個なんてペロです。
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観光しつつ、グルメ、B級グルメを堪能する、今までとはちょっと違ったニュアンスの楽しみ方をしてきました。旅行って満腹中枢バグるんですかね。いくら食べても、まだ食えるってなりませんか?
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いったい何がそうさせるのか、私はこれをトラベルトラブルと呼ぶことにします。くそださ

 

ではでは

タダにはタダの訳がある~そんなことより大将!ただならぬ関係ってどういうことですか!?~

5月某日 お久しぶりです。いかがお過ごしでしょうか。そうです私です。どこの馬の骨とも知らないポンコツ労働者です。最近仕事のモチベーションについて聞かれて何もないと答えただけで、近いうちにやめるかもしれないとは言い出せないポンコツ労働者です。やめるとは言ってないです。でもそのうち辞めます。多分。
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そんなことより、梅雨入り待ったなしの貴重な晴れ間と思いきやひたすらに曇り。雨が降らないだけましと思うべきでしょうか?でもこんなにどんよりとしていたら雨降っているのと同じです。うどんよりそばが食べたいです!というわけで、まともな思考回路ではない昨今の私の脳みそがたたき出した、今回の旅ですが。
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ドライブ&景色メインな感じで計画していました。そう!どちらも晴れ間が必須なんです。晴れた日のドライブは気持ちがいい。さらに行く先々で見る景色がそこに花を添えてなお華やぐ。そんな休日を想定しておりました。ただ残念なことに、そろそろ落ち着いてるべき仕事が一向に落ち着かない。ひっくり返っている蝉が突然鳴きだしてそのまま飛び立ってしまうほどに落ち着きがありません。本当にどうなっているんですかね。
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とまぁ愚痴っていてもしょうがないのでそろそろ本題に入っていきましょう。今回はどこに行ったのかというと、奥琵琶から敦賀方面へと抜けるドライブコースです。そしてもれなく無料の絶景スポットに行ってきました。無料って素晴らしい?私はね今回の旅で実感しました。タダほど安いものはない。そうタダなんだから。(´゚д゚`)
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タダで入れることで有名な奥琵琶パークウェイ。その山頂にあるつづら尾崎展望台です。
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いつのころからか曲がりくねった山道が好きになってしまったようです。定期的に峠を攻めに行きたくなるんです。嘘です。そこまでではありません。普通に山道を走りたいんです。青々とした木々に囲まれて、木漏れ日の中を右に左にハンドルを切りながら、時にセカンドギアに切り替え、アクセルとブレーキをせわしなく踏みかえる。一般道では味わえないそんな興奮がそこにはあるんです。
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運転って単調だしつまらない。って思っている貴方!だまされたと思って一度山、登ってみませんか?車で。きっとすがすがしい気持ちになって、このままガードレールさえもぶっちぎって空へFly awayしたくなることでしょう。
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ホントにしちゃ駄目ですよ。するなら夢の中にしておいてください。見込みのある人はきっと空を飛べます。でも私みたいにその辺疎い人は、真っ逆さまに落ちてデザイアです。まぁ私の場合、そんな夢を見る前に金縛りにあってゆっくり寝れないんですけどね。(*´ω`*)
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今回はそういうスポットに入っていないのできっと大丈夫だと思いますが、それは神のみぞ知ること。話がガードレースぶち破っているので戻します。展望台について最初に思ったのが、人がいない。売店とかがあると聞いていたのに、全部シャッターが閉まっています。
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そしてなかなか広い駐車場には一台の車と数台のバイク。まぁ朝一だし!琵琶一と同じでそのうち駐車場もいっぱいに・・・ならなかったです。というか、結論から申しましょう。確かに天気も悪かった。ただ、それにしても何もなさすぎる。もうこれ走り屋たちが暇つぶしか肩慣らしに寄っていくようなところだったんじゃないかって思うくらい何もない。
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景色も晴れていればもう少し見ごたえがあったことでしょう。ただ、こちら絶景スポットとの看板を見つけて、何やら古墳の上に登れる場所があったので行ってみると、あら不思議。どこが絶景スポットなのかわからないうえにあっという間に一周して、ただクモ巣にまみれに行っただけ。
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というか、遊歩道にするくらいならもう少し整備してくれ。と思いましたが、そうです。ここのパークウェイ。入場料無料なんです。あぁ納得。そうです、タダなんです。怖いですね、恐ろしいですね。タダなんです。
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ただただ時間が流れるが速く感じるわけもなく、ただただ訳も分からず動物の森だぁ!!と無駄にテンションをあげてみたり。こんなところに北アメリカに生息していたと言われる恐竜が!!
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すげぇぜ!俺はいったいいつからアメリカに来ていたんだ!!いっけね!いつの間にかガードレールの隙間から次元のはざまに迷い込んでいたみたいだ!!みたいな妄想で何とか気を紛らわしても30分が限界でした。
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もうこれ以上は脳髄が焼き切れてしまうと耳元で声が聞こえた気がしたので、急遽麓にある道の駅でお茶を濁して奥琵琶を後にしました。今話題のリンクとハートの器らしきものがあるので行ってみてもいいかもね。
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壮絶な妄想劇を繰り広げたので、疲労困憊になりながら、辛くも逃げ伸びた大将。お腹の虫がぎゅるりとなったので日本海のお魚を求めて一路北へ。そんな一行の前に姿を見せてのは、日本海さかな街
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言わずと知れた魚市です。日本海の魚うまい。それ日本の常識。というくらいお魚がおいしいです。ホント??まずは腹ごしらえです。お腹が空いているとはいえなんだか気分が乗らなかったため、スタンダードに刺身定食。
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プラスでホタテのバター焼きを注文。
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入る前は、海鮮石焼丼だと!?これにしよう!!と息巻いていたのですが、どういうことでしょうね。気付いたらランチメニューの刺身定食を頼んでいました。ホタテのバター焼きを頼むし、新鮮な生の海鮮も楽しみたいという気持ちが、揺るんだ脳髄から漏れ出したのでしょうね。それか、食事前に中の店をぐるっと一回り、下見をしたときに、干物ばかりだったから刺身に気が向いたのでしょうね。
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そして安定のおいしさ。物によっては切れ端みたいのとか、脂身~みたいなのが混じっていてちょっと残念でしたが、ブリとホタテがおいしかったのでよしとしましょう。
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バター焼きも肉厚のホタテでしっかりとした歯ごたえとうまみがあり美味でした。お腹も満たされたのでここからが勝負です。空腹では買いすぎてしまうため、あえて食後にしました。あとは、どれだけすぐに買うと言わずに相手におまけをつけさせるか。いざ!!一軒目で呼び止められてしまいました!!
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わー!!もう一回一周してから作戦会議の予定が、『あっマグロの中トロだ』「お兄さん!!お兄さん!!!おまけいっぱいつけるから見ていってよ!!」『もう、しょうがないなぁ』「(かもつかまえた)」と思われたことでしょう。でも、やっぱりお客さんが少ないんでしょうね。向こうも少しでも売ろうと必死なのでしょう。こちらが何もしなくてもおまけがつくことつくこと。それがホントにお得なのかはこちらにはわかりません。帰って食べてやっとわかることなんです。買っている当初は、表示価格とおまけの量で判断するしかありません。
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そういう点で今回は、よいものが買えたのではないでしょうか。マグロといくらの値段で干物5枚がおまけで付いてきました。しかも高級魚ばかり。もうこれで満足です。少し前の私なら調子に乗ってかにも、珍味もと買いあさっていたことでしょう。甘い。甘すぎです。
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私はもうそんなに子供じゃありません。冷凍焼けしたエビを安いよという言葉に惑わされて買うような、そんなおこちゃまじゃありません。1個で1080円、2個で2000円は喜んで買いますけどね。とまぁいい買い物ができました。魚市の皆さん、大変でしょうがこれからもがんばってください。美味しいお魚をたべれることにホントに感謝しています。この頭の悪いブログに広がるグランドキャニオン並みの落差にみんな耳がキーンとなったことでしょう。このネタが通じる人はこの世界にあと何人残っているのだろうか。
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日本海のお魚を堪能した後は、日本海を堪能しに行きます。今回の旅の終着点、気比の松原です。
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もちろんここもタダです。タダゆえのクオリティーの権化でした。こんな静かな日本海あるんだって思うほどに波が穏やかでした。
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水も澄んでいてどこが境目かわからないくらいの透明度。心が洗われていくかのような静かな時が流れて、刹那!!いや、もう何もないやん!!松原はある!海岸はある!!波音ある!!風が陸から吹いている!!それ以上でもそれ以下でもない。これ以上何もないやん!
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いやまぁなんとなく予想はしていました。波の音を聞いて、風の音を聞いて、松のそよぐ音を聞いて、鳥のさえずりを聞いて。それ以上何を望む。松原にそれ以上を望んではいかん。もっと心を深く沈めるんじゃ。奥の奥の奥の奥に何が見える??何も見えないんじゃが?
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とりあえず松原の歩いてよさそうなところを散策。う~ん?どこを歩いていいのかよくわからん。松もまばらだし、防風林のはずなのに風が永遠に吹き続けている。なんか、前に行った松原と違う!!となり少し早めの帰宅を決意しました。
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それでも十分に楽しむことができました。タダにはタダの良さがある。それがわかってくればこんな旅でも悪くはないと思える上級観光者に君もなれる!!
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あとがきと残業時間は短い方がいい。お後がよろしいようで。

 

ではでは

奈良公園~公園と呼ぶにはあまりにも~

3月某日 春もぼのぼの、ようよう白くなり行くいかがお過ごしでしょうか。

かくゆう私は御覧の通りです。(`・ω・´)ゞ
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春ですね。桜の季節になりました。今日はなんだか疲れが出てしまって、ここまで本調子じゃなんです。いつものハイテンション前置きが、まったくアイデアが出てこないので、さっそく本題に入っていこうと思います。

ということで、今回行ってきましたのはこちら!

奈良公園です。
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始めに行っておきます。本日はここだけです。日帰り!弾丸!!奈良公園!!!劇熱ねっちょりリポートの旅。はらりもあるよ。
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ってことでさっそくやっていきましょう。よいしょー٩( ''ω'' )و
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到着してまず思ったのが、近場の駐車場に来たのにがらっがらなので、こりゃほぼ貸し切りなんじゃないか♪と、しかせんべいも大人買いして、出会った鹿みんなに配り歩いてもいいんじゃないかって思っていた時期が私にもありました。その幻想もほんの10分で打ち砕かれました。何だこの人込みは!?かつてのにぎわいが戻ってきているかのようでした。
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全盛期までとはいかずとも、右を見ても左を見ても外国人。団体客から個人客からすれ違う人ほぼ外国人。おいおい、私はいつ海外旅行に来たんだ?と錯覚せざるを得ない。もしかしたら磁気嵐に巻き込まれて、NASA公園に来てしまったようです。
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今日はボケの切れがいまいちですね。前回キレッキレだったので少し刃こぼれしてたのをそのままにしてしまってサビかけていますね。ボケにもお手入れが必要なんて学校でも教えてもらっていないんですけど。義務教育何やってるんですか。きっと山道を運転してきて疲れていたんでしょう。
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今回は到着時間がお昼真っ盛りだったので、まずは腹ごしらえしていきます。お店の前で、しかせんべいをねだる鹿のごとく開店を待ち、開店と同時に入店。
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牛時雨とローストビーフのひつまぶしです。ファーストフードかってくらい出てくるのが早かったですけど、そこは観光地ならでは、回転率を上げることで売り上げ倍々ゲームってことですよ。ひつまぶしってことで、4度の味辺を楽しめることも踏まえると、ポイポイポイポ・ポイポイポピーですよ。
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なんか字面だけ見ると楽しくなさそうですね。まずはそのまま。牛時雨のすき焼き風な味付けが濃すぎず薄すぎずの絶妙な味わいと、ローストビーフの肉にくしい味わい。さすがはA4以上の肉しか使わないだけのことはあるってもんです。お次は薬味を加えて。昆布とネギを散らしただけでもこんなに変わるんだってくらい、鼻に抜ける香りに変化を感じました。これだけでは終わらない。
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お次は温泉卵。すき焼きと卵があうのは、みそ汁に味噌が入ってるのと同じくらいみんなが知っていること。もうあわないわけがない。しゅんのさつです。一瞬でお茶碗が空になってしまいました。そして〆は出汁を入れてお茶漬けに。さらさらーと流し込んでもりもりーと元気が出てくる。旅行と言ったらご飯ですよね。実際ご飯をさぼった時って帰りがかなり辛いんですよ。しっかり食べることも旅の楽しみといいますが、しっかり食べないと旅は最後まで楽しめない。
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これが私の持論です。米を食らわば窯の底まで、米粒一粒ですら残してはいけないのです。というわけで完食して、これから始まる公園散策に繰り出していくのです。


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やっぱり最初は東大寺ですよね。大きなあの人に会いに行きます。あの人なんて言うのははばかれるかもしれないですがここだけにしといてください。あれ?今??お許しが、もらえた...⊂⌒~⊃。Д。)⊃
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正面ドン!
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横顔ドン!
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後ろからドドン!!
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と写真を載せたいところですが、そこはあえて、あえて載せません。そんな簡単にご尊顔を見れると思っているなら、世の中そんなに甘くないぞと。海外の方々だってわざわざ海を越えて見に来てくれているんですよ。それを、同じ島にいるのに自ら赴かないなんて片腹痛いにもほどがあるよ。
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と一昔前の私なら言っていたことでしょう。そもそも写真を撮ることに抵抗すら感じていたまである。その証拠に、7年前来たときなんか一枚も写真撮ってないですからね。
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すべて自分の記憶に刻み込むんだって意気込んでたのを覚えています。実際今回7年ぶりに来てみて意外と覚えている。と見せかけて細かいところはうろ覚え。少ない写真を見たらばっちり思い出せる始末。ということが何度かあったため、このブログを始めるという体で写真を解禁した次第でございます。解禁してからはそれはもうカメラ小僧です。
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今回はなんと300枚弱の写真たちが今か今かと日の出を見ることを待っています。まぁ20枚くらいしか使われないんですけどね。ただそれは厳選された20枚だから、それだけの付加価値がついていることを感じてありがたみを感じてください。今日の私は弥勒菩薩的な立場から物を申しております。この特大の非礼を詫び、天罰が下るのをただひたすらに座して待ちたいと思います。とりあえず今は公園散策を続けます。
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お次は二月堂です。その手前に四月堂もあったのですが、十二ヶ月分全部のお堂があるのかな?なんだかこのあたりの建物は白っぽいところが目立ちますね。何なんでしょうね。そういえば、すっかり吹っ飛ばしてしまっていましたが、南大門で待ち構えている如来像がとってもマンガチック。
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立体的に見えるあら不思議。これはこういうものなの?他で見たことのない感じだったので見入ってしまいました。ということもあり、白が映える建物と、謎の回廊を抜けてその先に待っていたのは、某映画みたいなことは起きないですがその後も何か所か回って回って。歩きに歩いてたどり着いたよ若草山
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見た感じそんなにきつくなさそうなので勢いに任せて登山開始でです。北ゲートから入っていったんですが、まず最初に木の丸太でできた階段と桜がお出迎え。歩きにくいことこの上なし。変に足裏に力がかかってしまい非常に歩きにくい。
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これが山頂まで続くなら途中で足を置いて行くことになりそうだと思いましたが、何とか山頂へたどり着きました。
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一重目?はいはい、そういえばゲートのお姉さん言ってましたね。3重構造ですって。つまりこれが一重目。マジか。結構つらかったぞ。でも景色はこの通り。
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邪魔するものが何もない開けたこの視界。澄んだ空気と程よい風を受けて、火照った身体もしっかりクールダウン。せっかくここまで来たし、もう少し上までっということで、2重目山頂まで行きました。
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休憩なしで3重目の山頂間で35分。休憩なしで、35分で山頂まで行こうとすると結構なペースで登らないといけないです。もう少し一般人に配慮した時間設定にして欲しいですね。ってことで3重目は断念。
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思っていたより時間がかかってしまったことと2重目で十分堪能できましたので、3重目は今度のお楽しみにしておきます。というわけで下山します。帰りは南ルートから下りていくと、きれいな石段。
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歩きやすい。北と南でなんでこんなに違うのかというくらいの差がありました。いうなれば、南初心者、来た上級者って感じです。せっかくなので若草山の芝生とやらを堪能してやろうと、どこでも歩いていいと言われた芝の上に。遠くから見るときれいな芝ですが、近づいていくと明らかになる真実。
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コロコロした黒い粒が所狭しと散らばっているではありませんか。足の踏み場もないほどに。これは某アイドルグループに転がしてもらうしかありませんね。モザイク必須になりそうですけどね。

下山してからは春日大社に向かいます。
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いつでもやってる?特別展示で回廊の中に入っていきます。青銅でできた灯篭がお出迎え。きれいな装飾だけど光ってないと灯篭とは言えないよなと思いつつ奥まで進んでいくと、禁足地がありました。神聖な場所だから静かにしてくださいと。初めてみました禁足地。モンハンでしか見たことなかったです。
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確かに何か他とは違う雰囲気が、するはずもないですね。私そういうのには疎いんで。でも金縛りにはあうので、きっと今回も来ることでしょう。こういう霊的なスポットに行くともれなく当日か次に日かには金縛りにあうので。さらに先に進むと、何やら暗幕の場所が。入ってみると、真っ暗な部屋に灯篭が淡い光を灯しているではないですか。
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無限灯篭編が始まってしまいました。なんとも幻想的な光ですね。昔の人はこれを明かりとして使っていたんですよね。現代の蛍光灯とかLEDとは比べ物にならないくらいの光度ですね。まぁ青銅ですしね。隙間からの木漏れ日ですからね。いわば間接照明ってやつですね。一周回ってエモいってやつですか。果たしにエモさはわからないんですけどね。
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この後も散策を続けて、興福寺と浮見堂を見てきました。いろんな社を見てお腹いっぱいになってしまったためなんだか薄味に感じてしまいましたね。東大寺が偉大過ぎるんや。五重塔も立派なものでしたよ。こんなんじゃ説得力に欠けるかもしれませんが、本場の五重塔法隆寺だと思っているのでいずれの機会に行きたいですね。
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浮見堂は水上にある珍しいお堂でしたが、前日の雨で水がお汚れになっていらっしゃたのでちょっと残念な感じがしました。手漕ぎボートで騒いでいる人たちがいたのもちょっぴり残念でしたね。
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半日歩き回ってお疲れになったのでこれにて帰路につきます。一日あっても回り切れない公園ってホントに公演なの?森と鹿に支配されたあの公園はいつか人間社会に牙をむく気がします。機械の反乱はよくSF映画になりますが、森と鹿の反乱もなくはないんでしょうか。
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観光地に観光客が戻ってきたことに喜ぶべきなのか、とは言え外国人ばかりっていうのもなんか違う気がする。日本人よ!もっと旅に出るんじゃ!!コロナにおびえる日々は終わったんじゃ!という気持ちもありつつ、人込みになるのは嫌だから、私は旅を楽しむのでみんなは家に引きこもっていて欲しいという気持ちが半々な純情な感情を私はどうすればいいのでしょうか。

 

ではでは

南のチーター~踊る我らは皿の上~

2月某日 ハッピーバランタイン!遅ればせながら、あなたのハートのオアシス、心の片隅に潜む嫌悪感の正体。そうわたしだ。
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ちなみに、バランタインは誤字ではない。世の中の男子がこぞってそわそわしだすあの日と同日ながら、その存在を知るものはこの世にただの一人としていないそんな虚空に住まう荒くれもの、ただ思いついた単語を並べればいい感じになるかと思ったけど今日はダメでした。この言葉遊びがうまくいくかどうかが、この記事の面白さを決めるといっても過言ではない。いや過言過ぎるといってもいい。及ぶに事欠くとはこのこと、どのこと?どゆこと?('ω')思い出したかのように顔文字を入れていくスタイル。
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ここまで一切どこに行ったかの情報が出てないですね。わかる人がいたらきっとその人はタイトルをちゃんと見ている人ってことですね。動物園かな?はたまた、沖縄かな?そこはかとなくオーストリアの自然保護区かな?チーターに追われて32.695km走ってきてたりするのかな?そんな期待しないでください。
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今回行ってきたのは、みなさんご存知、南知多です。知多のチーターです。チータープリンってお店があったので使わせてもらいました。この記事を書いている現在はまだ食べていません。(´ω`*)楽しみです。
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前置きはこの辺にしておいて、前回かなりあっさりだったので気合を入れていこうかな?どうしようかな?でも旅から帰ってきたその身そのままにこの記事を書いているので、気分上々、奇々怪々、神羅万象蒼天のイシュガルド?なんだこの予測変換?知らない変換が出てきたんですけど?なにこれ?え?

というわけで最初に訪れたのは、南知多ビーチランドです。
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もうすっかり常連となりつつある水族館系です。お魚は見て癒されるし、食べても満たされるし、なんて愛おしい存在なのでしょう。生き物すきぃ...。
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どっ定番のクマノミや、チンのアナゴさん。クラゲにカニにエビにとどいつもこいつもかわいらしい顔しやがって。全く。時間がいくらあっても足りないぜ。あとカメラのシャッター音が鳴りやまないぜ。
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昔はこんなに好きじゃなかった気がするんですけどね。いや、好きではあったんですけど、表に出していなかったというか、いろんな水族館や動物園に行く度に、やっぱり私は生き物が好きなんだなって思えるんですよね。
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一人でもそういうところに行っちゃうだけあるというかなんというか、モンハナシャコっていうかスベスベマンジュウガニっていうか、マージというか、それは真アジだけどな。
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真・三国無双って感じがして、真アジってかっこいいよね。真・はまち旅ってしたらなんか始まっちゃう?期待に胸が膨らんじゃう??いやいや待て待て、脱線が過ぎるぞ今回。何一つビーチランドの魅力が伝わってこないじゃないか。
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でもそこは写真から感じ取ってほしいというか、言葉では伝えきれないそこはかとない雰囲気というか、息遣いというか、なまめかしいぬるぬる感というか、素肌に這いまわるゾワゾワ感というか、そこをくみ取ってほしいです。
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そんな感受性を私のブログは養うことができます。迷信です。忘れてください。失敗もショーの一部にしちゃう、そんな気概と愛嬌と一途さを兼ね備えたビーチランドをよろしくお願いします。いやどんな宣伝だよ。
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狙って失敗するのも難しいんですよ。いや、プロならむしろ簡単なのか?とにかく!!演出や展示方法に工夫があってとっても楽しむことができました。でも一つだけ言いたいことが、ガラスをもっと綺麗にしておくれ!!
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午前中はそれはもう存分に楽しめました。お魚を見たらやっぱりお魚を食べたくなるということで腹ごなしに行きます。

フグはフグでもただのフグではない!不遇の時は過去に去った!今こそ我らの真骨頂を見せるとき。目をかっぴろげて相まみえよ!刮目せよ!我らが先祖に一泡吹かせたすごいやつ!!トラっ!!フグゥ!!ババン!!!٩( ''ω'' )و
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なぜフグが全身に毒をもっているか知っていますか。それは彼らが背負った罪のせい。そう彼らは背負わされた。美味しすぎるという罪を。食べられ続ける時代は終わった。次は貴様らが終わる番だ。我らに個を終わらせる力はない。されど我らは切に願う。例え我が食われようとも。その遺伝子に刻み付けよう。この毒をもって我らは、我らの宿命に反旗を翻す。今ぞ革命の時!!誰も我らを食らうこと叶わず!我らの天下はもはや手中に...。何だと。馬鹿な。我らの毒が効かないだと!?いや違う。取り除かれている!?待って。フグに感情移入し過ぎました。
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トラフグの強い執念が乗り移っていました。いつからフグって毒化したんでしょうね。今まで普通に食べていたフグが突然毒化した時ってどんな感じだったんでしょうね。私気になります!

と、ここまでフグの話ばかりしてるじゃないですか。忘れちゃいけないやつがいるんですよ。お立ち台に立って見事なブレイクダンスを決めた影の立役者の鮑さんが!
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まるで今の私のようにもう見るも無残に踊らされていました。そのダンスが物語っていました。これが私の最後のステージ。咲き誇って見せる。この世に生を受けたあの日からこの日のために磨き上げてきたこの貝柱力。すべての観客の目をくぎ付けにする一世一代の大舞台。さぁここが私の晴れ舞台。さぁ。踊り狂おうか。
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新鮮なアワビの踊り焼き。見事でした。この前、超高級な黒アワビの活造りを食べたんですよ。ものすごい食感で、コリコリを越えてゴリゴリ、アワビのうまみというか磯を食べているかのようなワイルドな味。それに比べて踊り焼き。歯切れのよいなんとも形容しがたい、けれどもしっかりとした食感と、貝特有のうまみ、肝の苦みと相まって美味。
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アワビは火を入れたほうがうまいというのがよくわかりました。お値段で言うと活造りと踊り焼きは約5倍の差がありました。けれどの踊り焼きの方がおいしかったと言えるでしょう。そう言えるのはやはり活造りを食べたことがあるから。ぜひ皆さんも、活造りの新鮮なアワビを一度食べてみて下さい。アワビ、火を入れたほうがうまい説を立証することができます。活造り信者に一泡吹かせてやりましょう。アワビだけに?
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お後がよろしいようで。と、ぴしゃりと幕が下りたところで今回はこんな感じで。短くない?そう思ったあなた。のんのんですよ。常連のあなたならわかっているはずです。私がこの後とった行動を。そう。お土産です。お土産買わずして、旅となさず。お土産のない旅はただのお散歩。旅に出たからにはお土産は必須。旅から帰って数日後にお土産を食べて思い返して記憶に刻んでいく。それこそ旅の醍醐味。忘れないためのスパイス。そうして私はまた一つ、私へとなっていくのです。

 

ではでは

初詣~観音様と火星旅行

1月某日 寒波が来る度今年最大級の~とか、最強寒波~とか言われて、最も強いって軽々しくつかっちゃいけなんじゃない?
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そんなこと言っちゃうから地球さんがさらに張り切っちゃうんじゃないの?なんて子供じみたこと考えちゃってますが、いかがお過ごしでしょうか。
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投稿自体は2月になっちゃいましたが、正月である1月のうちに、『正月』のうちに初詣に行ってきました。だいぶ遅くなっちゃいましたけどね。遅くなりすぎて、冬将軍が待ちきれなくて飛び出してきちゃいましたけどね。そのせいで、本来行きたかった初詣には行けなかったんですけどね。そんなことは些細な事、行けないなら行けないなりの楽しみ方があるんだと、今更ながら感じることができました。
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ってなわけで、今回は県内で初詣に行ってきました。いつもは車で移動する私ですが、この日ばかりは電車でGO!です。別に冬用タイヤにしているので行けなくはないのですが、やっぱり名古屋は運転怖いですからね。自己防衛もかねて、初の電車観光です。
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大須観音に行って参りました。雪降る中で線香の煙を全身に浴びて、厄除けと今年のいろいろ祈願をしてきました。と、午前中はほとんど予定を決めていなかったんで、大須観音を参拝して、大須の商店街をぶらり旅していればお昼になるだろうと思って、少し朝も早めに行ったんです。
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商店街が飲食関係が多くてどこも11時開店。ほとんどシャッターの締まった商店街を歩くこと7分。なんと反対側までついてしまいました。
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あれ?まずいぞ。お昼までもたないかもしれない。でも、なんだかんだ何とかなるものです。近くにあった浅間山神社。
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町中にあるのに山って。古墳っていえば山扱いしていいんかって思わずツッコミを入れてしまいましたね。そこに隣接していた招き稲荷。
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お狐様がお招きしてくれていましたね。お揚げの中においで~と聞こえてくるようでした。聞こえてたら相当メンタルに来てると思います。それから大光院に寄ってお参り。
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もうご利益とかなんだってよくなってきますよね。なんてったって無宗教!いろんな神様にこびへつらってもらえるもんはもらっていくサムシングです。まぁ神だのみなんて迷信ですからね。結局は、神様に宣言して自分でその願いに向けて努力することで願いが叶うってだけですからね。
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自分では何もしないでお願いが叶わなかったときに、神様がお願いを聞いてくれなかったなんて言ってるやつに、幸せは訪れなんだよ!!私の事だよ!ばっきゃろー―!!だから、近年の私のお願い事は、これからも事故無く楽しく旅行に行き続けられますようにとお願いしています。
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だから私のお願いは叶い続けているんです。神様ありがとー!それでもお昼ご飯の時間にならなかったので、若宮八幡宮に行きました。
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大通りに面した神社ってなんか変な感じ。いつも山奥だったり、田舎の神社に行ってきたので、都会のど真ん中に鎮座する神社って、違和感しかないですね。突然のチェンソーアートにさすがの私もこの通りです。
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ここまで巡って、歩き回ったのでさすがにお腹もペコペコ。お時間もちょうどいいお時間に。というわけで、昨今流行りのビーフ100%ハンバーグを食べに行きました。
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しかもダブルで!!表面をしっかり、おそらく高温でサッと火を通して、中に肉汁を閉じ込めて、オーブンで中まで火を通したであろうハンバーグ。箸で割ると、ジュワッと溢れる肉汁。口に運ぶと、煮込んだの?ってくらいしっとりとしたお肉が舌の上でふわっととろける。ふまい!!卵も無料で1個ついてきてTKG。オリジナルのソースでご飯もまたうまし。
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シンプルにご飯とみそ汁とハンバーグだけなんだけど、大満足のランチでした。6種類のソースをハンバーグの周りに配置して写真を撮るのが定番らしいが、私はソースなしでも十分おいしかったので、岩塩でいただきました。きっと私にインスタは向いてないですね。ただのにわかグルメやろうってところですかね。こういうしがないブログで、ひっそりやってるのがお似合いってね。
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お腹も満たされ、新鮮たまごから翼も授かったので、星に願いを込めに、銀の球の中に行ってきます。
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名古屋市科学館です。外から見るとそんなに大きくないんじゃないかって思いましたが、いざ中に入ってみると、いや広っ!ってなりました。びっくりし過ぎて、肉が削げ落ちてしまいました。
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ハンバーグの効果でしょうか。スッキリスリムにって、バカッ!早くツッコんで下さいよ。この科学館、調べているときは、まあ子供が学ぶ場なのかなって思って、完全になめていました。しかし、侮ることなかれ!見て学ぶものから体験して学ぶことができるものまで様々。理系男子なら誰もが楽しめると思います。
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こんなの全部回っても1時間やろくらいのテンションでいたんですけど、2時間あっても足りない!もう足りない!!帰りたくない!!おほん。とまあ楽しかったです。
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人体の仕組みから、生活の知恵、化学、宇宙科学など様々なジャンルが、2棟の5階と6階にわたって勢ぞろい。子供から大人まで十分楽しむことができると思います。そして、この科学館のメインディッシュ。建物のシンボルにもなっている球状の中、プラネタリウムです。
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小学校か中学校の時以来のプラネタリウムです。あの頃の記憶はほとんどないですが、やっぱり映像技術の進歩でしょうか。いろいろすごかったです。もう、ホントに夜中に夜空を見上げている気分になりました。そして今月は、火星特集みたいなものをやっていて、火星まで行ってきました。火星がなぜ赤いのか。火星の朝焼けは...。とかね。とても興味深い、面白い内容になっていました。
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それがなんと、おひとり800円で楽しめる。これはもう行くしかない!!君も今年は名古屋市科学館に直行だ!!

 

今回はこんな感じでした。内容はかなり塩味のあっさり目にしておきました。あとは自分で実際に体験してみてください。
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帰り際にもう一度大須商店街に舞い戻って、つぼ焼きの焼き芋と、天然物のたい焼き、ういろを買って帰りました。どれも美味でした。やっぱり都会にはおいしいものが集まってていいですね。

 

ではでは

こんぴらさん~うどん県に鳴門はないがコシはある~

10月某日 澄み渡る秋の陽気と晴れやかな気分、いつにもまして眠れない旅行前夜を過ごして期待と不安で心も体もほっくほく。酸いも甘いも味わい尽くしたいそんな私は今日も元気です。

どうも、二か月ぶりの更新になります。待ち詫びていたというあなた、お待たせしました。待っていなかったよというあなた、そんなこと言って実は待っていたんでしょ?私にはわかります。有塩のミックスナッツは塩の味がするくらいわかります。

やはりブログの更新は旅行から帰ってすぐにやるべきですね。勢いとテンションが違いますね。あの退屈でしょうもない仕事終わりに書いても、しょうもない内容にしかならないんですよ。まあそんなしょうもない仕事の話なんてしょうもないこと書いてないで、とっても面白くてサイコーにHappyな旅行の話をしようじゃないか!ハードルを上げすぎたので、少し下げます。今回の旅は親孝行の旅です。

これは一気にハードル下がりましたね。それでは早速行ってみましょう!今回の旅は四国は香川。こんぴらさん経由うどん行き。終点淡路島でお送りします。
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というわけで、まず最初は与島です。
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そうです寄り道です。寄り道するのも旅の醍醐味、予定よりも30分以上も時間ができてしまったので寄り道をした次第です。ご存知の通りこの与島、どこにでもあるPAです。というのは巧妙な罠で、ただのPAではないんです。広々とした駐車場、立派なフードコートにお土産コーナー。そして極め付きの展望台。そうです、瀬戸大橋を思う存分楽しむことができるんです。橋なんて渡るだけだと思っていませんか。マスコットキャラのわたる君もご立腹ですよ。
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大きくてごつごつしていてよくわからない構造の建造物とか男の子ならみんな好きやろ!これが好きじゃないやつは旅行に行く資格はない!!家でおとなしくしてなさい!すみません言いすぎました。自虐と偏見はいけませんって誰かに言われた気がするので反省します。
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瀬戸大橋を下から見ることで初めて本州を離れて、四国という島に渡っているということを実感しました。四国と本州をつなぐ架け橋、この橋のおかげで私は私の愛車で何の苦労もなく四国へ上陸することができます。届くかはわかりませんがお礼申し上げます。私の人生に潤いを与えてくれてありがとう。
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無事四国に上陸したのでさっそく腹ごしらえです。お昼は当然うどんです。昼にうどんを食べるために早朝出発してきてるんです。うどん県の実力見せてくれよな。ということで、初日のお昼ご飯はちょっと新しめのお店にお邪魔しました。
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あまりなじみのないセルフのお店。香川ではもうおなじみって感じなんですよね。うどん屋と言ったらセルフ。セルフと言ったらうどん。揚げ物がスーパーの総菜コーナーよりも種類豊富で安い。うどんも注文から2分くらいで出てくる。早くて安い、まさにファーストフード。なんだけどめちゃくちゃうまい。お昼は肉と牛筋の肉ミックスぶっかけを頼んだんですけど、出汁に効いたスープと温泉卵、トッピングのネギと揚げとおろしはかけ放題。揚げ物はゲソ天ととり天。どれもしっかり味がついていて美味。麺は讃岐うどんにしては少しコシがないやわらかめでした。それでも普段食べているうどんに比べたら本場って感じがしました。さすがはうどん県。腹持ちもいいし、マ〇クみたいなファーストフードなんて目じゃないぜって感じです。

お腹も満たされたので今回のメインディッシュ、こんぴらさんこと金刀比羅宮です。
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駐車場から参道に向かうと最初にお迎えしてくれたのが、この木何の木大きな木でした。なんでこんなところにっていうか気配を完全に消してやがる。この木できる。この大きさで近くに行くまで存在にすら気付かないなんていったいどういうことだってばよ?ということで大きな木の脇をすり抜け今度こそ参道に、と、またしても大きな一升瓶が行く手を塞いできました。
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大きな一升瓶とは?もはや一升瓶ではないんだが。でも、無限ポン酒(´ω`*)浴びるように飲んで泥のように眠って蝉のように飛び起きる。そんな一日があってもいいんじゃないだろうか。よくはないな。そんなこんなでようやく始まります。
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そうです。1368段の階段の始まりです。え?もう始まってるの?って感じで始まります。ここからとかの表示とかないんですね。私が見つけられなかっただけかな?でも気付けば100段の表示が。最初はなかなかに急な階段でした。
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でもしっかりした石段の階段だったのですごく歩きやすかったですね。今年は不揃いな石畳の階段のところばかり行っていたので、その中では一番歩きやすかったですね。段数は断トツで多いけど、歩きやすさって大事だなって思いました。歩きやすさもそうだけど、景色とか雰囲気とか、やっぱりパワースポットって感じはひしひしと感じていたりいなかったり。
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感じていたのは神馬の神々しさだったのかもしれません。ほとんどの神社で神馬が見られなくなってきた昨今、久しぶりに神馬を見ました。普通の馬とは違う何かそんなオーラのようなものを感じた気がしました。気のせいかもしれませんが。そんな神馬に力をもらって、まずは本宮まで上っていきます。
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その道すがら、このこんぴらさんで唯一、一段下がっている段差。
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この一段で涙を呑む人がいると考えると、悔しくて悔しくて。それはそれとして、部活で地元の高校生?が階段ダッシュしてたけどマジでやばいね。私の地元にこんな階段のあるところがなくてホントに良かったって思いました。ってなわけで割とあっさり本宮までたどり着きました。
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本宮までは785段。これくらいならまだまだ余裕ですね。本宮から見える景色もすごくよかったです。
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そして更なるパワースポットを目指して、奥社に向かいます。階段の段数は本宮までよりも少ないですが、距離があるので時間がかかるんですよね。
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ここからはより山の中を歩いているような感じになっておりました。さすがに後半戦疲れが出てきました。それもそのはず、わたくし実は、ここに来るまで、車で、6時間運転してきているんですよ。言い訳しているわけではありませんのよ。でもね。ちょっとだけ考えてみて欲しいの。ちょっとだけでいいの。はい。
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何でもない木に一筋の光。この山のパワーをすべてこの木に。実はこの木がこの山で一番の力を持った主なのでは?
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だからここにだけ光が差し込むように、木々が光の道を作っているのでは?でもね、一つ言っておきたいことがあるんです。何時だと思います?12時です。お昼真っただ中の12時です。これもうどん県のなせる業です。うどんの腹持ち侮ることなかれ。地元うどん県民がかけうどんをただひたすらにすする音が耳に残っています。
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うどんがこだまする中(盛大な空耳)ついに到着しました。こんぴらさんの奥社さん。厳魂神社です。
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本宮とは違うパワーを感じる気がします。ここからの風景の素晴らしいの一言。
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人生2度目のこんぴらさんでした。約6年ぶりの四国。6年ぶりにして、自分もいろいろ変わりました。変わりましたかね?6年前はなぜか写真をあまり撮らないで自分の目で見るんじゃい!と息巻いていました。だけどやっぱり記憶って薄れてしまうんです。あの楽しかった思い出も、あの苦い思い出も、そこに写真があれば思い出すきっかけになるんだと思うようになりました。
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だから今では、一回の旅行で200枚以上の写真を撮っています。極端過ぎます。ちなみに今回は300枚撮ってました。だけど、その写真一枚一枚が私の大事な思い出なんです。あっという間の6年でした。パワー!!

往復で2時間のこんぴらさん参拝でした。奥社から本宮まで戻ってくると、武装した狛犬がお出迎え。
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アートなんだって。カッコいいね。
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それから時間もたっぷり余ってしまったので足湯に浸かってリフレッシュ。程よい温度の温泉に浸かれた足にも再び歩く活力が戻ってきました。その足でお土産を、主に日本酒をしこたま買い込んで一日目は近くの旅館で一泊します。

古き良き老舗温泉旅館です。さっそく露天風呂のある大浴場で汗を流しに行きました。打たせ湯もあり頭から肩まで温泉成分を十分に浸透させていきます。程よい湯加減で、すぐにのぼせてしまう私にはちょうどいい温度でした。久々の温泉で心も体もポッカポカです。そしてこの後にお楽しみの旅館飯です。旅館飯も数年ぶりですね。
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最初に出てきた野菜の冷製スープ、すごく濃厚なのにすっきりとした味わい。最初っからフルスロットルです。これだから旅館飯はやめられない。お次に来たのが風呂吹き大根。
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上からかかっているソースはボルチーニ茸とのこと。人生初めてのボルチーニ茸です。香りは松茸以上と聞いたことがあります。確かにキノコの芳醇な香りが鼻を刺激します。匂いからもうおいしい。おいしい松茸をちゃんと味わったことはないですが、ボルチーニ茸、とってもおいしゅうございました。そしてメインのオリーブ牛の山海宝楽焼きです。
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焼き石で野菜と海鮮とお肉を炙って食べるというもの。どれも新鮮で大満足でござる。それからこの旅館の名物らしい豆腐さん。
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出汁が入っている豆乳に浸かってるお豆腐さん。豆腐ももちろん美味しかったですが、出汁の効いた豆乳がもう美味しい。このスープだけでお腹いっぱい飲めるくらい美味しかったです。トッピングにきな粉もあって、親子三代大豆三昧でした。
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そして最後のデザートも植木鉢の観葉植物の見た目をしていて目でも楽しめて、さらに中身は2層構成になっていて、最後までおいしくいただくことができました。あとは次の日に備えて部屋でゆっくり過ごしました。
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露天風呂付の部屋だったのでこれはもう入るしかねぇ!ということで一人でまったり温泉を楽しみます。
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部屋の露天なのに足を伸ばして入れる広々湯舟。足が伸ばせるだけで気持ちよさは数千倍にもなるんです。

やっぱり温泉旅館はいいね。また近いうちに行きたいですね。ということで、一日目は終了です。

二日目~ふつかめです!!今日も一日テンションをあげていくために、朝食バイキングでお腹いっぱいいただきます。いただきました。

朝食も食べてお腹もいっぱい元気もいっぱいということで、チェックアウトまでゆっくりと過ごして、少し早めのお昼ご飯を食べに行きます。ついでにお土産オリーブオイルを買いに行きます。

ってことで、せっかくうどん県こと香川に来たので、二日目のお昼もうどんを食べに行きます。
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初日とは違い、ちょっと変わり種のうどんが食べられるお店にやってきました。こちら、山かけ鉄火うどんです。とろろにマグロが乗っていて醬油をかけて食べるうどんです。うどんに醤油?とろろとマグロは確かに醤油だけど、うどんに醤油か、と思っていたけど、醤油でもうまいな。出汁の効いたスープのうどんは当然おいしいけど、醤油のうどんもおいしかったです。さらに今回のお店は一日目のお店よりコシがあるうどんでした。これぞ讃岐のうどん。ホントに3食うどんでもいけるくらいおいしかったです。うどん県の名前は伊達じゃないってね。ただ、セルフのうどん屋は知らないと難しい。お客の少ない時間帯に行って勉強することをお勧めします。
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朝食に続いて昼食も終え、存分にうどん県を楽しんだので、そろそろ帰る時間です。帰るとはいえ、帰り道での寄り道も存分に楽しんでいきましょう。ということで、とりあえず鳴門に寄って、鳴門金時の芋菓子を購入。今回も今回とて、お土産ほっくほくです。

そして今回の副菜となるこちら鳴門公園の、鳴門山展望台渦の道大自然の息吹を感じてきました。
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展望台まではめちゃ長のエスカレータで登っていきました。窓の格子と窓に映る自分の姿で角度が違うので変な感覚になりながらひたすらに登っていきます。
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たどり着いた先でさらにエレベータに乗って屋上へ行きます。屋上の展望台からの眺めはなかなかなものでした。
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鳴門大橋を一望できる展望台。隣に無料で歩いて登れる展望台もあったので、お金を払ってエスカレータで楽するか、無料で楽しむかはあなた次第ってやつですね。
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四国側の山と淡路島側の橋と山とそれ以外は海という、360°楽しめる展望台でした。
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個人的にはお金を払ってエスカレータで登るのもありだなと感じました。それから渦潮を真上から見えることで有名な渦の道へ向かいます。
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が、ちょうどお昼時で潮どまりの時間帯。朝の10時頃と夕方の16時頃が潮の干満で渦潮が見れるピークがあるみたい。だからお昼時はほぼ渦潮が見れない時間でした。何とか少しでも見るために2時間くらい公園内を散策したり、コーヒーを飲んだりして渦潮が見れる可能性のある時間になってから渦の道に進んでいきます。
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高速道路で車が走っているすぐ下に遊歩道があってそこを歩いていきます。足元はしっかりしているように見えて、車やトラックが通るたびに振動が伝わる新設設計。
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壁はなく金網があるだけなので潮風が常に吹き荒れる安心設計。慣れるまではホントに生きた心地がしなかったです。
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でも、足場は変に揺れたりしないしっかり設計だったので、さすがに慣れました。でも、足元がガラスになっていて真下が見えるスポットはどうしても上に立つことができなかったです。
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縁に立つので精一杯です。渦までは見れなかったですが、複雑に波が絡み合い、見たことのない模様が海面に広がっていました。
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最大で20mほどの渦ができるみたい。
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今度はきれいな渦ができているのを見てみたいですね。大潮とか調べていけば見れるかな。
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というわけで、渦の道で変に力が入って疲れてしまったので、最後に淡路島で寄り道をします。うずの丘 大鳴門橋記念館です。玉ねぎです。
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目的はもうズバリ、玉ねぎです。玉ねぎ商品をひたすらに買い込みました。淡路島の玉ねぎ美味しいんですよ。潮風を浴びて育った玉ねぎは甘くておいしいんです。おいしいんです!塩玉ともいわれるものもありますが、塩味がついているわけではないことだけ知っておいて欲しいです。私は決して玉ねぎの回し者ではありませんよ。
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玉ねぎのオブジェがあるとのことでしたが、写真撮影会で若者が群れていたので、私は玉ねぎのテーブルを撮影してそそくさと買い物をしていました。そして早すぎたお昼ご飯で小腹も空いていたので、名物玉ねぎバーガーとオニオンフライを食べました。
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玉ねぎがメインのバーガーなんてステキやん。玉ねぎの甘味たっぷりのバーガーで美味でした。
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はい、こうして今回の香川、うどん、玉ねぎの旅は終わりを迎えたのでした。歩いて食べての実質食べ歩きの旅でしたね。3か月ぶりのブログ更新なので張り切っちゃいました。前半頑張りすぎたので後半は少し抑え気味にしました。ちょうどいいバランスに仕上がったのではないでしょうか。
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最後におまけで、淡路島SAから撮った夕日を浴びる明石海峡大橋の写真を添えて、四国行きの三大海峡大橋?って呼ぶかはわかりませんが橋制覇です。
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3つの橋を制覇した時、その身に聖なる力が宿ったり宿らなかったり。ついでに帰り道のSAで食べた夕食の鶏もも肉でしめたいと思います。
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行ったばかりだけどまた四国に行きたいですね。ずっと言ってるけど、そろそろ小豆島にも行きたいですね。来年こそ行こうかな。行こうかなじゃダメなんだな。来年行きます!夏がいいかな。

ではでは

伊吹山は守られている?むしろ我々は守られている?

7月某日 台風は台風でも台風にも台風じゃない何者かにもなれるそんな可能性の塊みたいな存在、むしろ塊って表現がぴったしなのかそうでないのかそれすらも超越した存在の熱帯低気圧っていう万能存在に一言モノ申す!

なんで!!
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はい、どうも私です。

関ケ原の合戦に参加していた説のある私ですが、いったい私は誰なんでしょう?どこに陣を敷いていたんですか?とかよく聞かれるんですけど、あの小高い丘を思わせる儚さと愛しさを兼ね備えた盆地に陣を敷きましたと答えざるを得ない、そんな由緒正しき兜の緒の異名を持つこの私。(*'ω'*)だれ??
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数日前は台風一過でピーカン晴れの、天然のグリルに突っ込む覚悟でいたんですけど、なぜか直前の裏切り。地球の裏切り。冬将軍もビックリです。天気予報から消滅した台風4号。台風が熱帯低気圧Typeβに進化しているというのに、なんで無視ができるのか。おかげで雨のドライブとなってしまいました。そこはおいおい書いていくとして、まずはツンデレ地球のサプライズをもらいにあそこに向かいます。

伊吹山 山頂水出しコーヒーマジ上手い弾頭装填中。
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伊吹山ドライブウェイを通って9合目まで向かいます。4年ぶりくらいのワインディングです。麓付近は小雨だったので、もしかして山頂は第三次か?と??大惨事かと思っていました。入口の係員さんも霧が出ているからお気をつけてと言われたので、景色はもう諦めかけていました。でもせっかく来たのでもう行くしかありません。
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4年の歳月を経て、私のドラテクも結構上がっていると思いたい年ごろなので、安全重視でしっかり加速をかましてガンガン登っていきます。途中雨も止んで、雲の切れ間も見えたので少し希望も見えてきたかと思った矢先、山頂に近づくにつれて広がる濃霧。もう3m先も見えないくらいの濃霧に希望の光も飲み込まれてしまいました。これはさすがに、濃霧にプロジェクションマッピングを映して、すべての理想を現実にする魔方陣を錬成するしかないと考え始めたその時、駐車場が見えてきたその時です。太陽が、あの太陽が顔を出したではありませんか。まるで北風と太陽のごとく出てきた太陽。再び希望の光が、微弱の灯をつけて漂っています。
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太陽に後押しされて山頂に向けて、残りの一区間を登っていきます。山頂までの道は、野草や野花がお出迎え。見た目セレブなトゲ中尉とか、小さな花が朝露をまとってなんとも煌びやか。陽の光が当たればそれこそ煌めいてきれいだったことでしょう。
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恥ずかしがり屋の太陽は、また雲に隠れてしまっていました。順調に登り詰めていくと、山頂直前に絶景ポイントに到着。あまり期待もしていなかったですが、下を覗いてみると・・・
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なんということでしょう。あの真っ白にホワイトアウトしていた空に、ぽっかりと空いた青空という名の大海原。まさか山のふもとまで見下ろせるとは思いませんでした。そして青空と分厚い雲のコントラストに思わず目を奪われてしまいます。これぞ自然の圧倒的な存在感。いかに私という存在がちっぽけかを思い知らせてくれます。
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私の悩みなんてちり芥のちりめんじゃこ。芥川先生の爪の垢を煎じて飲んでも文才は引き継がれない至極当然なことですら、当たり前のようにスルーしていく、そんなスルースキルを身に着けることを推奨しているかのようです?人間は考える生き物ですが、悩む生き物ではないということです。
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地球の盛大なツンデレを目の当たりにし、やっぱり今年の私の旅行は一味も二味も違うぞと、お賽銭する度に旅行の事ばかり祈願していた甲斐があったというものです。代わりの代償に、旅行に行く度金縛りにあうというおまけつき。疲れのせいなのかわからないですが、寝ていると身体が動かなくなり、鬼のような?悪魔のような?よくわからない存在が目の前に現れ、首を絞められるんですよね。
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ものすごく息苦しくなり、鼻先がくっつかんばかりの至近距離で、大きな口から意味不明な喚き声とと息を吐きかけられるんです。こちとら息苦しさにうめき声を漏らしているくらいなんで、目の前に顔があることなんて気にしている余裕すらないんですよ。しばらくすると息苦しさもなくなるんですが、それが夢だったのかそうじゃないのかが全く分からなくなるんですよね、まあそんなことは置いておいて。例に漏れず山頂で旅の安全を祈願。名水を使用した水出しコーヒーをいただくことに。
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さすがは名水。身体に何の抵抗もなく流れ込んできます。水出しなので苦み、雑味の少ないすっきりサッパリした味わい。山頂のおいしい空気も相まって、おいしいのダブルコンボでした。そこにすかさず太陽さんがこんにちわですよ。真上に上がった太陽からの日差しが強いのなんの。1400mの標高が手助けして私の日焼けは加速していきます。まるで後光がさしているかのような位置から降り注ぐ陽光。さながらサラマンダーの中にいるようでした。
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風はほのかな水気を帯びて冷たく心地よい、そこに降り注ぐウルトラバイオレット光線。まるで雪の中露天風呂につかるカピバラの気分ですよ。温かいと冷たいの絶妙なバランスが心地よいのなんの。毎日これがいいと思うレベルでした。そんなこんなでしっかり焼き目の入った身体を引きずりながら下山することに。山を下りるとやっぱりというか、当然のごとく雨が降っていました。小雨だったので、まあ何とかなるだろと思いながら、次の目的地へと向かいます。

次はこちら、近江八幡 日牟禮八幡宮です。
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『おうみ』に『ひむれ』です。どれだけの人が正しく読めるのか。日本語ってホントに難しいですね。ひらがなにカタカナに漢字って、九九の8の段、9の段ができないのと同じくらい難しいですよね。まずは、山登りで消費した体力の回復のために、おいしい空気とおいしい水とおいしい景色ですべての雑味を吐き出した身体。そんな体が欲するのは一つしかありませんよね。すべてはお肉をおいしく食すためのお膳立てだったんです。近江といえば、もうお察しの通りです。近江牛、その人にございます。精肉店直営のお食事処で、お昼から贅沢飯です。
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近江牛のたたきをつまみに、メインディッシュまでの時間稼ぎをします。もう体は待ってくれそうもありません。失ったエネルギーを回収するために、勝手にスライスオニオンに箸が伸びます。ほどなくしてきましたメインディッシュ。
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見てください、これでなんとお札一枚の値段なんですよ。ワンペーパー飯とはまさにこのこと。
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お昼からこんな霜降りの近江牛を食べられるなんて、いいんですか?いいんです!!というわけでゆっくり焼いていきます。こんなに霜降りなのにしつこくない脂。いつもの肉なら、ひと切れ目から胃もたれが出ていたことでしょう。しかしそこは一味違う。しっかり出てくる脂ですが、しつこくなく重くない。
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これがいいお肉ってやつなんですよね。それでもやっぱり後半は、少し胃もたれしてしまいました。これがいわゆる幸せ胃もたれですね。いい肉独特の細胞一つ一つを歯が通っていく歯ざわり。さっぱり系のたれとご飯との相性も抜群。あっという間に完食してしまいましたね。
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その後、周辺を散策してみたのですが、昨今の情勢のせいか、見学できる場所のほとんどが閉まっていました。少し寂しいですがしょうがないですね。いつか再開できることを祈っています。

というわけで、いよいよ日牟禮八幡宮へ向かいます。
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写真を見てもらえばすべて伝わると思いますが、豪勢な門が目を引きます。今まで見てきたどんな門よりも装飾が細かいです。たぶん。
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境内にはいろんな動物の像がありましたね。馬から鳩から牛まで。
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つまり、食材に感謝しなさいってことかな?知らんけど。こんなこと考えてるから罰が当たるのかもしれないですね。
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ってことであとはお土産を買い込んで帰路につく前に、最後に休憩していきます。さつまいもとミルクジェラートのスイーツです。
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何も言わなくてもわかると思います。肌で感じると思います。これ、おいしいやつや。と。そうです。おいしいやつです。
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それからさらなるお土産を求めて、現代風建築の最たる存在、スニーキング迷彩ストアに行きました。おしゃれの熟練度が足りなかったため、見てるだけで胃もたれしてしまいました。バウムクーヘンが有名なんですかね。何十分並べば買えるんだってくらい、近年まれにみる行列。感染対策ってなんだっけと思わせるくらいの密集体形で並ぶ人たち。さすがにリスクとの天秤にかけると長居は危険だと判断したと、今はそういわせていただこう。私は負けたのではない、名誉ある撤退を選んだのだ。
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というわけで、今回はこんな感じでした。後半あまり天気について触れていませんでしたが、近江八幡の散策中は小雨が降ったりやんだりという感じでそこまで困ったことにはならなかったのですが、そこは地球さんのデレが出たということで、実は地球さんしっかりツンツンしてくれていたんです。それが高速道路での移動中、視界がほぼゼロになる集中豪雨を点在させてくるおまけつき。近江に向かう途中+帰り道、とんでもない雨量の中走っていたので、身体も変な力が入って疲れましたし精神的にもすり減りましたね。
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そこで一つ気付いたことがあったんです。滋賀から岐阜にかけての山々、これのせいで高速では苦労させられました。しかし、その山があるおかげで西から流れてくる雨雲が愛知に来る前には疲弊しているのでは?だから愛知はそこまで豪雨が来ないのかと。我々は守られている?と。

 

ではでは