奈良公園~公園と呼ぶにはあまりにも~

3月某日 春もぼのぼの、ようよう白くなり行くいかがお過ごしでしょうか。

かくゆう私は御覧の通りです。(`・ω・´)ゞ
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春ですね。桜の季節になりました。今日はなんだか疲れが出てしまって、ここまで本調子じゃなんです。いつものハイテンション前置きが、まったくアイデアが出てこないので、さっそく本題に入っていこうと思います。

ということで、今回行ってきましたのはこちら!

奈良公園です。
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始めに行っておきます。本日はここだけです。日帰り!弾丸!!奈良公園!!!劇熱ねっちょりリポートの旅。はらりもあるよ。
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ってことでさっそくやっていきましょう。よいしょー٩( ''ω'' )و
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到着してまず思ったのが、近場の駐車場に来たのにがらっがらなので、こりゃほぼ貸し切りなんじゃないか♪と、しかせんべいも大人買いして、出会った鹿みんなに配り歩いてもいいんじゃないかって思っていた時期が私にもありました。その幻想もほんの10分で打ち砕かれました。何だこの人込みは!?かつてのにぎわいが戻ってきているかのようでした。
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全盛期までとはいかずとも、右を見ても左を見ても外国人。団体客から個人客からすれ違う人ほぼ外国人。おいおい、私はいつ海外旅行に来たんだ?と錯覚せざるを得ない。もしかしたら磁気嵐に巻き込まれて、NASA公園に来てしまったようです。
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今日はボケの切れがいまいちですね。前回キレッキレだったので少し刃こぼれしてたのをそのままにしてしまってサビかけていますね。ボケにもお手入れが必要なんて学校でも教えてもらっていないんですけど。義務教育何やってるんですか。きっと山道を運転してきて疲れていたんでしょう。
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今回は到着時間がお昼真っ盛りだったので、まずは腹ごしらえしていきます。お店の前で、しかせんべいをねだる鹿のごとく開店を待ち、開店と同時に入店。
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牛時雨とローストビーフのひつまぶしです。ファーストフードかってくらい出てくるのが早かったですけど、そこは観光地ならでは、回転率を上げることで売り上げ倍々ゲームってことですよ。ひつまぶしってことで、4度の味辺を楽しめることも踏まえると、ポイポイポイポ・ポイポイポピーですよ。
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なんか字面だけ見ると楽しくなさそうですね。まずはそのまま。牛時雨のすき焼き風な味付けが濃すぎず薄すぎずの絶妙な味わいと、ローストビーフの肉にくしい味わい。さすがはA4以上の肉しか使わないだけのことはあるってもんです。お次は薬味を加えて。昆布とネギを散らしただけでもこんなに変わるんだってくらい、鼻に抜ける香りに変化を感じました。これだけでは終わらない。
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お次は温泉卵。すき焼きと卵があうのは、みそ汁に味噌が入ってるのと同じくらいみんなが知っていること。もうあわないわけがない。しゅんのさつです。一瞬でお茶碗が空になってしまいました。そして〆は出汁を入れてお茶漬けに。さらさらーと流し込んでもりもりーと元気が出てくる。旅行と言ったらご飯ですよね。実際ご飯をさぼった時って帰りがかなり辛いんですよ。しっかり食べることも旅の楽しみといいますが、しっかり食べないと旅は最後まで楽しめない。
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これが私の持論です。米を食らわば窯の底まで、米粒一粒ですら残してはいけないのです。というわけで完食して、これから始まる公園散策に繰り出していくのです。


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やっぱり最初は東大寺ですよね。大きなあの人に会いに行きます。あの人なんて言うのははばかれるかもしれないですがここだけにしといてください。あれ?今??お許しが、もらえた...⊂⌒~⊃。Д。)⊃
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正面ドン!
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横顔ドン!
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後ろからドドン!!
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と写真を載せたいところですが、そこはあえて、あえて載せません。そんな簡単にご尊顔を見れると思っているなら、世の中そんなに甘くないぞと。海外の方々だってわざわざ海を越えて見に来てくれているんですよ。それを、同じ島にいるのに自ら赴かないなんて片腹痛いにもほどがあるよ。
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と一昔前の私なら言っていたことでしょう。そもそも写真を撮ることに抵抗すら感じていたまである。その証拠に、7年前来たときなんか一枚も写真撮ってないですからね。
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すべて自分の記憶に刻み込むんだって意気込んでたのを覚えています。実際今回7年ぶりに来てみて意外と覚えている。と見せかけて細かいところはうろ覚え。少ない写真を見たらばっちり思い出せる始末。ということが何度かあったため、このブログを始めるという体で写真を解禁した次第でございます。解禁してからはそれはもうカメラ小僧です。
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今回はなんと300枚弱の写真たちが今か今かと日の出を見ることを待っています。まぁ20枚くらいしか使われないんですけどね。ただそれは厳選された20枚だから、それだけの付加価値がついていることを感じてありがたみを感じてください。今日の私は弥勒菩薩的な立場から物を申しております。この特大の非礼を詫び、天罰が下るのをただひたすらに座して待ちたいと思います。とりあえず今は公園散策を続けます。
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お次は二月堂です。その手前に四月堂もあったのですが、十二ヶ月分全部のお堂があるのかな?なんだかこのあたりの建物は白っぽいところが目立ちますね。何なんでしょうね。そういえば、すっかり吹っ飛ばしてしまっていましたが、南大門で待ち構えている如来像がとってもマンガチック。
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立体的に見えるあら不思議。これはこういうものなの?他で見たことのない感じだったので見入ってしまいました。ということもあり、白が映える建物と、謎の回廊を抜けてその先に待っていたのは、某映画みたいなことは起きないですがその後も何か所か回って回って。歩きに歩いてたどり着いたよ若草山
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見た感じそんなにきつくなさそうなので勢いに任せて登山開始でです。北ゲートから入っていったんですが、まず最初に木の丸太でできた階段と桜がお出迎え。歩きにくいことこの上なし。変に足裏に力がかかってしまい非常に歩きにくい。
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これが山頂まで続くなら途中で足を置いて行くことになりそうだと思いましたが、何とか山頂へたどり着きました。
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一重目?はいはい、そういえばゲートのお姉さん言ってましたね。3重構造ですって。つまりこれが一重目。マジか。結構つらかったぞ。でも景色はこの通り。
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邪魔するものが何もない開けたこの視界。澄んだ空気と程よい風を受けて、火照った身体もしっかりクールダウン。せっかくここまで来たし、もう少し上までっということで、2重目山頂まで行きました。
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休憩なしで3重目の山頂間で35分。休憩なしで、35分で山頂まで行こうとすると結構なペースで登らないといけないです。もう少し一般人に配慮した時間設定にして欲しいですね。ってことで3重目は断念。
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思っていたより時間がかかってしまったことと2重目で十分堪能できましたので、3重目は今度のお楽しみにしておきます。というわけで下山します。帰りは南ルートから下りていくと、きれいな石段。
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歩きやすい。北と南でなんでこんなに違うのかというくらいの差がありました。いうなれば、南初心者、来た上級者って感じです。せっかくなので若草山の芝生とやらを堪能してやろうと、どこでも歩いていいと言われた芝の上に。遠くから見るときれいな芝ですが、近づいていくと明らかになる真実。
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コロコロした黒い粒が所狭しと散らばっているではありませんか。足の踏み場もないほどに。これは某アイドルグループに転がしてもらうしかありませんね。モザイク必須になりそうですけどね。

下山してからは春日大社に向かいます。
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いつでもやってる?特別展示で回廊の中に入っていきます。青銅でできた灯篭がお出迎え。きれいな装飾だけど光ってないと灯篭とは言えないよなと思いつつ奥まで進んでいくと、禁足地がありました。神聖な場所だから静かにしてくださいと。初めてみました禁足地。モンハンでしか見たことなかったです。
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確かに何か他とは違う雰囲気が、するはずもないですね。私そういうのには疎いんで。でも金縛りにはあうので、きっと今回も来ることでしょう。こういう霊的なスポットに行くともれなく当日か次に日かには金縛りにあうので。さらに先に進むと、何やら暗幕の場所が。入ってみると、真っ暗な部屋に灯篭が淡い光を灯しているではないですか。
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無限灯篭編が始まってしまいました。なんとも幻想的な光ですね。昔の人はこれを明かりとして使っていたんですよね。現代の蛍光灯とかLEDとは比べ物にならないくらいの光度ですね。まぁ青銅ですしね。隙間からの木漏れ日ですからね。いわば間接照明ってやつですね。一周回ってエモいってやつですか。果たしにエモさはわからないんですけどね。
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この後も散策を続けて、興福寺と浮見堂を見てきました。いろんな社を見てお腹いっぱいになってしまったためなんだか薄味に感じてしまいましたね。東大寺が偉大過ぎるんや。五重塔も立派なものでしたよ。こんなんじゃ説得力に欠けるかもしれませんが、本場の五重塔法隆寺だと思っているのでいずれの機会に行きたいですね。
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浮見堂は水上にある珍しいお堂でしたが、前日の雨で水がお汚れになっていらっしゃたのでちょっと残念な感じがしました。手漕ぎボートで騒いでいる人たちがいたのもちょっぴり残念でしたね。
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半日歩き回ってお疲れになったのでこれにて帰路につきます。一日あっても回り切れない公園ってホントに公演なの?森と鹿に支配されたあの公園はいつか人間社会に牙をむく気がします。機械の反乱はよくSF映画になりますが、森と鹿の反乱もなくはないんでしょうか。
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観光地に観光客が戻ってきたことに喜ぶべきなのか、とは言え外国人ばかりっていうのもなんか違う気がする。日本人よ!もっと旅に出るんじゃ!!コロナにおびえる日々は終わったんじゃ!という気持ちもありつつ、人込みになるのは嫌だから、私は旅を楽しむのでみんなは家に引きこもっていて欲しいという気持ちが半々な純情な感情を私はどうすればいいのでしょうか。

 

ではでは